「悪性の腫瘍です。非常によくないです。紹介状を書きますから、今すぐ総合病院に行って下さい」



かかりつけの医師に言われた言葉。



本日、 総合病院にて、



私は、がん宣告を受けた。







いつ死んでもいいと思っていたけれど、

夫を残して先に逝くことが、

こんなにも辛いこととは 思わなかった。




夫のお父さんはガンで死んだのに、
自分より若い妻がガンになるなんて、

夫はどれだけ辛いんだろう。





“死”を前にすると、

自分のことじゃなくて、

心から愛する人のことを想うんだって知った。





来週、精密検査をして、

自分の癌のステージが分かる。





大病院でMRIの検査となると、予約待ち。



癌を抱えたまま、どこまで転移しているか分からないまま、日常を過ごす。



まぁ・・なるように、なるさ。笑






人生の転機が、思わぬ形で現れた。



30代で、

新婚で、

子宮体癌になった。






死ぬことはないにしても

私の夢だったこと。


“子供を生んで、お母さんになりたい” 

は、儚く砕けた。




子宮を全摘出。


もう二度と子供は出来ない。




一体私は、

どんな人生を設定してるんだろう。




数年前に卵巣取ったのに、

どれだけ内臓を取ればいいんだろう。笑





検査前 「子宮筋腫とかだったら嫌だな」

ぐらいに思っていたのに、まさかの癌。





あ、悲観はしてないよ♡ʬ


今日は、ひとりで、アロマを焚きながら、

ずっと、ぼーっとしていた。



こういうとき、一人で居れる私は、

強いんだと思う。




原因の追求とか、理由探しは、しない。

病気はなるときは、なる。笑





大丈夫、きっと全てはうまくいく。




ただ、

夫と私との間に、

子供ができないと“確定”したことが、


『今は』悲しい。