ドラゴンモンキーをメインに使っていたプロはなかなかのベテランでした。
もちろん、シマ単位や店単位で縄張り的な考えの強い人で、過去に縄張り的な争いをそのプロに説教された事もあり、そのプロと機種がカチ合う時は気を使ったものでした。
しかし、保険の海物語7で事は起こったのです。
ベテランプロが下見にきた翌日の朝、自分は昨日打った海物語7目当てに保険ホールに向かいました。
ホールに着いたのは開店2分過ぎでしたが、状況を考えればライバルは不在で楽に台を押さえられるハズでした。
しかし、自分の狙い台にはコーヒーが置かれていました。
その時自分は「もっと早く来れば良かったか、このホールも目を付けられ始めたのか…」なんて思いましたが、コーヒーを置いた人物がわかった時にそれは泡と消えたのです。
コーヒーを置いた人物はベテランプロでした。
その時自分は落胆しました。
いい意味で尊敬までしていたベテランプロが、プロとしての縄張り的な意味合いを自分に押し付けていたのに、それを全否定するような行動をとったからです。
その時ベテランプロは苦し紛れに「お前のために台を取っといてやったんだよ」なんて言いましたが、自分は「ありがとうございます」と言葉を残し、ホールを後にしました。
ホールを出てから自分は考えました。
ベテランプロが取ってきた行動や言動について…。
その時出てきた答えは「結局、ベテランプロが取ってきた行動というのは、ベテランプロ自身の台確保を促進するためだけになされていたのではないか」というモノでした。
同じ境遇でありながら、妙に秩序だったモノを強要し、あげくの果てには強いてきた思想を破ってまで自分の台確保を優先する…。
はっきり言って幻滅させられたこの事をきっかけにベテランプロとの会話はなくなりました。
これからは完全に敵でしかなくなるのです。
ええーーっ!!
今回はこれまでなんだって!!
次回更新は気まぐれらしいよ!!
なんなんだろうね、パンダって!!