私は、焦っていました。
思いのほか仕事が遅くなってしまった。
ぱたぱたと地下鉄の構内に入ったところで、
まだまだ遠いホームから、「○番ホームに○○行きが到着いたします~」
の、アナウンス。
遅い時間に、目の前で地下鉄に走り去られるのはせつないので、
アナウンスに弾かれたかのように、改札口に向かって、ダッシュ。
しすぎた。
慌ててかざしたIC定期がうまく読み込まれず、
勢いあまって、
『ピンポーン!』
力いっぱい挟まりました、
改札に。
…い、痛い。
そして、
容赦なく私を挟んだ扉が開き、
その勢いに跳ね返されて、
足首ぐっきり。
思わずその場にうずくまる私。
そんなあほな私をあざ笑うかのように、
無常にも地下鉄は、走り去っていかれたのでした…。
みなさま、
駆け込み改札には、くれぐれもご注意くださいませね。
なんちゃって。
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