ある日の本屋さん。
ふらりふらりと本を物色していましたら、
子供のはしゃぐ声が。
「ままー!(ひゃっく)
どこに(ひゃっく)、
いるのー!(ひゃっく)、
ほしい(ひゃっく)、
ほんが(ひゃっく)、
あったよー!
(ひゃっく)!」
………………
あはははは!
あんた、しゃっくり止まらないんだね。
んー、苦しくないのかな。
しかし当のご本人はおかまいなしで、テケテケ走っては、引き続きおしゃべり。
もちろん
「ひゃっく、ひゃっく」
の合いの手入りです。
んー、
おばちゃんが後ろから、
「わっ」と驚かせてあげたいところだけれど、
間違いなく、君の母上に不審に思われそうだから、やめておきます。
あー、かわいかった。