台所をごそごそしていたら、
そろそろ使わなくてはいけない玉葱と、
トマト缶が出てきました。
ミートソースにでもしようと思ったけれど、
あいにくあるのは豚こまのみ。
うーむ。
よし、
久々に、
『10分カレー』
でも作りますか。
大きめのジップロックに、
粗みじんにした玉葱投入、
食べやすい大きさに切った豚こま投入、
トマト缶をびゃーっと投入、
おろししょうがとコンソメ投入、
オリーブオイルをたらりと投入、
ちょっぴりのおろしにんにく投入、
最後にカレーパウダーをばさばさ投入。
あとは、
1分間、袋をもみもみ。
もみもみもみもみもみもみもみもみもみ。
よし。
あとはお鍋にがーっと移して、
お水と、ローリエ1枚ぽーんと入れて、
ぐつぐつ煮れば、できあが…、
…ん?
なんだか妙にお鍋のなかが赤いなぁ。
まあトマトいっぱい入れたしね、
どれどれ味見…、
…・・・ぬ?
ぬあ゛ーーーーーー!!!!!!!!
からーーーーーーい!!!!
尋常じゃなくからいんですけれどもーーーーーー!!!
なぜーーー!!!!!
あまりの辛さでその場に屈み込みながら、必死に作業工程をリプレイ・・・。
…・・・・・・はっ!
カレーパウダーと、
チ、チリパウダー間違えたーーー!!!!
どうりでカレーの匂いもしないはず。
なぜ、
なぜ明らかに違うものを取り違えたのか、私。
なぜ味見するまで気づかないのか、私。
なぜカレーで失敗するのか、私。
などと、
己の間抜けぶりに呆然としている間にも、
そんな私をあざ笑うかのように、罰ゲームのような鍋はぐつぐつと。
・・・まずはこの惨状をなんとかしなければ。
とりあえず、
バーモントカレーの甘口と牛乳でも投入して、
彼らとこの「地獄鍋」とのケミストリーに期待しようと思います。
・・・つづく(かもよ)。