
私の働く会社は、
マンションの一部に事務所仕様に作られた部分の一室なので、
廊下や玄関ホールでは老若男女、色々な方々に出会います。
今日の午後は、
外勤から戻り、玄関のガラス戸を開けたところで、
小さな男の子に遭遇。
しかし何故か、
廊下の柱の陰に身を隠すように立っている。
…ははーん。
目が合ったので、何も言わずに口の前に人差し指を立てて彼に確認してみると、
にんまり笑いながら大きくうなずいて、
小さな小さな声で、
「お母さんをこっそり待ってるの」
と嬉しそうに教えてくれました。
わー…、
…か、かーわーいーいー。
その後、彼のお母さんに見つからないように、無言のバイバイをして会社のドアを開けながら、
なんだろう、とても癒された自分に気づきました。
最近ちょっと疲れていたし、
少々落ち込む出来事があったりで、
ずっと眉間にシワが寄っていたなぁ。
君のおかげですっかり和みました、
ありがとう、小さい人よ。
ちゃんとお母さんを、驚かせること出来たかなー。