兄弟対決? | NOTE

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本と映画とコスメについて。映画の☆は10点満点で独断と偏見に基づき採点してます。

年内に欧米でジョージ6世の映画が公開されるそうで

それをすっごく楽しみにしてるんだけど

今度、ジョージ6世の兄貴の話も映画化されるそうだ。



以下引用。

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『フィリップ、きみを愛してる!』では、ジム・キャリーと恋人同士を演じたユアン・マクレガーが、マドンナの監督第2作目へ出演することが明らかになった。

 業界紙スクリーン・デイリー紙が伝えたところによると、ユアンがマドンナの監督映画『W.E』(原題)へ出演するとのこと。本作でユアンが演じるのはイギリス王エドワード8世で、映画は人妻だったアメリカ人女性ウォリス・シンプソン夫人のために退位したエドワード8世の「王冠を捨てた恋」をドラマティックに描いていく。エドワード8世が王位を捨ててまで結婚を望んだシンプソン夫人は、『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガが演じる。映画は、『ジュリー&ジュリア』のように、エドワード8世とシンプソン夫人が生きていた過去の物語と現代の物語が交差する構成で、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』のアビー・コーニッシュがシンプソン夫人の恋物語に夢中になっている現代の女性役で出演する。脚本は、1991年のドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』のアレック・ケシシアンとマドンナが共同で執筆し、撮影は今夏からロンドン、南フランス、ニューヨークで行われる予定だ。

 「ポップスの女王」マドンナの記念すべき初監督映画『ワンダーラスト』は、自らの人生経験を投影しつつ、夢と現実のはざまで生きる若者たちの苦悩や葛藤(かっとう)を描き、映画監督としても高い評価を得た。監督第2作目で、英国王室のスキャンダルであるエドワード8世とシンプソン夫人の禁じられた恋を題材に選ぶとは、いつまでも挑戦し続けるマドンナらしいチョイスといえるだろう。


マドンナもユアンもわりと好きだ。

エドワード8世の話もすごく劇的だよね。

王冠を捨てて好きな人と駆け落ちするのはドラマチックだけど

不倫だったわけだし

国王になる予定じゃなかった弟に迷惑掛け捲ったわけだし

この夫婦はナチス寄りだったという説もあるんですよね。

シンプソン夫人はエドワード以外の人とも不倫してたという話もあるし。

アメリカ人が製作するにはやや微妙な題材という気もする。



ですが…

マドンナが映画化を予定している、イギリス国王エドワード8世と結婚したアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンを描く作品で、マドンナはウォリスについて「集団リンチの被害者」と語った。

 ウォリス・シンプソンはエドワード8世と不倫の末に1937年に結婚し、エドワード8世はそのために王位を捨てたことから、「王冠を賭けた恋」として大きな王室スキャンダルとなった。イギリス王室から恥として憎まれ、王族でありながらフランスに暮らした夫妻は、当時ヨーロッパで勢いを増していたナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーから招かれドイツを訪問。その後、ふたりはナチスの信奉者だとささやかれるようになった。

 テレグラフ紙(電子版)によると、現在この映画の脚本に取り組んでいるマドンナは、イギリス中を騒がせたこのスキャンダルについて非常に興味を抱いており、ウォリスについて「ウォリスがエドワード王に魔術をかけたとか、彼女が両性具有者でエドワード8世はゲイだったとか、ナチスの賛同者だとか中傷する人たちがいる。これは、“持たざる者”からのねたみで起こる精神的な集団リンチよ」とコメント。王室に嫌われた女性・ウォリスの姿にシンパシーを感じているよう。マドンナは、今年3月にはバッキンガム宮殿での撮影を実現させるためイギリス女王に自ら許可を願い出る手紙を綴っており、映画の成功に向け精力的に準備を進めているようだ。


というわけで、シンプソン夫人をよく描く映画になるらしい。

これ宮殿撮影の許可出ないでしょう、多分。

イギリスの王室がもろに迷惑被った事件ですからね。

でも、どんな映画になるのかちょっと興味ある。