「あ~~ほんと強くなったわ」と

中国に住んだことのある日本人のほとんどがそう言う。

特に女性のほとんどがしょちゅう口にする。


高校時代にアメリカに留学したことがあるから、

たいがい海外で自己主張することはそこで学んで身についていた。


そのせいか、中国でもきっと大丈夫という自信はあったけど、

中国に住み始めた翌日くらいから、がたがた・・・と自信が崩れ始め・・・・

だめだわ・・・この国ではもっと強くならないと!と、思い直した。


強くなる=自己主張すること


とにかく、この自己主張ができないと、中国で暮らしていくのがつらい・・・というか

埋もれてしまう。

その為にはまず言葉が基本。それなりによく勉強したと思う。


96年当時、物を買うのに並ぶという習慣がなかったから、何か物を買うのでも

常に気をはっていないと、順番なんて回ってきやしない。

「並んでるんだから!」というフレーズを何はともあれ最初に覚えたいと思って

いちばん最初に家庭教師に聞いた中国語。

それを何度も威勢良く言えるよう練習に練習を重ねた。


そう・・・。中国語は威勢良く言えないと全然だめなのである。

日本語の文化、日本人の振る舞いのまま中国語を話していても

全く駄目。


中国人のように、少々乱暴に、なんか文句あるか?状態くらいで

言い放たないと聞いてももらえない時もある。


最初はかよわい日本人の奥さん達もこうやって、だんだん強くなっていく。

強くならざるをえないのかも。


信じられないような事件も多いから、だんだん動じなくなってきて

何聞いても「あ、そうなの?」くらいの反応になれば一人前。


言葉を習得するには文化も習得しなければいけない。

文化をわかるためには言語の理解も大事である。


中国語を話すと性格が豹変する私の姿の秘密もここにあり・・・・。:*:・( ̄∀ ̄ )。