フェラーリの実用性(その2)812スーパーファスト | クルマと旅と日常のブログ2

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フェラーリは非日常を味わう特殊なモデルですので、快適性は二の次。普段使いの車(例えばSUVやセダン等)を保有するのがスタンダードかと。とは言え、せっかくフェラーリを保有したら数多く乗ってみたいと考える人も多いのではと思います。


そこでV12、V8ミッドシップとスペチアーレモデル、V8フロントエンジンと複数のフェラーリを保有した経験から日常での使用感を、項目別に個人的なランク付けとコメントを入れて評価してみたいと思います。



フェラーリ812スーパーファスト


2017年3月に発表。納車に2年かかり現在売却済み


購入した新車と同じに作られたミニカー

フェラーリ社からプレゼントされます


長距離ドライブ○
 車高高めなので乗り降りが比較的楽、

 エアコンも効きます
 サスペンションがマイルドに感じました。
 高速の直進性が繊細、細やかな操作が必要
 ナビゲーションは、

 画面が小さい操作性も悪くて使いにくい


エンジンサウンド◎

 フェラーリの本命といえるV12。

 回転数と比例して盛り上がるサウンド

 オーケストラが奏でるような圧巻の排気音

 V12の厚みのあるエンジンサウンドは別格

 踏めばわかります


 加速が凄いので日本の道路で堪能困難だが、

 サーキット実力発揮させ味わってほしいです。


長いフロントボンネットに収められた

V型12気筒エンジン


始動時の排気音量△

 始動時V12の迫力ある爆音で近隣に気を遣う

 ターボ系よりだいぶ大きな音量

 近隣に迷惑が無ければ問題ありません


荷物の積載性◎
 30リットル程度のトランクケース3つ楽々積載
 3~4泊分の旅行の荷物も 楽々つめました
 座席の後部にも荷室スペースがあります。


駐車場の確保と取り回し性✖️
 ロングノーズで取り回し不便

 とにかく大回りになる。転回も難易度高い

 駐車時多めの切り返しが必要

 車幅1971mm。

 走行車線が狭い場所はシビア。

 停める場所が限定される
 最低地上高も見た目より低い。

 ロングノーズの鼻先が気になるので、

 リフター必須かと思います。

 ステアリングが軽いので楽

 (但し速度が上がれば重くなります)


車内の静粛性△

 アイドリング時に大きな音が車内に入る

 日常の速度域30~50㎞/h付近でこもり音


バッテリーの充電間隔◎
 2週間程度乗らなくても上がらない
 フロントエンジンのフェラーリに搭載する

 (比較的大容量なバッテリー搭載)

 バッテリーコンディショナー利用がベスト

 

東京から蓼科高原と清里高原へ往復500㎞走行

 

まとめ

この先無くなるであろうV12エンジン

一度は手に出来るチャンスがあれば乗って頂きたいフェラーリの一台と思います


大柄なボディとフロントにV12の大きいエンジンを搭載している長いボンネット、また最小回転半径が大きいです。

 

以上のことから、

v12サウンドが最大の魅力。

それと引き換えに、812SFは、ロングノーズで、狭い道や駐車場、日常使いとしては苦労するとおもいますが、荷物が大量に積載出来るし座面が比較的高めなので乗降も楽です。

V8ミドシップよりもサスペンションがマイルドに感じ、グランツーリスモらしい走りでv12サウンドも楽しめ長距離ドライブもこなせます。

 

 


番外編
ドリンクホルダー


大半のフェラーリに搭載されるドリンクホルダーは1つです。
2名で使えるようにセパレート出来る器具を購入


燃費について気になる方も多いかと思います。
以下のブログに記載されておりますので
興味のある方はご覧ください

 

 



次回は488スパイダーの実用性についてのブログをアップします

過去の車種別フェラーリの実用性についてのブログ