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前世の報い② :性被害者の背負った前世の罪とは?

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↑ こちらの続きです。

 

私は 催眠療法では 大体 初回で 誘導が成功していたので 上手く行かなかったということは 殆どないのですが 坂田 裕子さんの場合は 珍しく上手くいきませんでした

 

彼女の あまりにも 頑なな心の状態から見て 今後 幾度 誘導を繰り返しても 強い意志の力で 跳ね返されるだけだと わかったので そういう場合は 催眠療法に拘らずに 同じくらいの結果が期待出来る 遠隔ヒーリングを試させてもらうことにしました。

 

私の場合 催眠療法を長く提供していた後で ヒーラーとしての能力が強く開花したせいか 遠隔ヒーリングでも対面でも ヒーリングと チャネリングと 催眠療法が 同時並行的に 行われるような現象が 最初から起きていました

 

それで ヒーリング単独では 普通は そこまで成果が出ない筈の事が わりと 早くに結果が出る傾向があり これは他の誰にもない強みだと感じていたのです。

 

それで 自分でも 坂田さんの長年の苦しみが 少しでも 解消されればと期待しました。

 

約束の当日 いつものように 静寂の中で 深く瞑想して 潜在意識下で坂田さんの意識を呼び出して みました。

 

すると 坂田さんが その場面に登場し 素敵な ワンピース姿で現れました

 

とても丁寧に 私に向って お辞儀をしてくれたのですが その直後に いきなり その場に 崩れ落ちて 泣き出してしまったのです。

 

私が 「坂田さん どうされたのですか? 大丈夫ですか?」と尋ねると 坂田さんのすぐ 隣に 古い時代 恐らくは 平安か 室町時代あたりかと思われる 着物を着て長い髪を下げた女性が立って 泣いている坂田さんを見下ろして いました

 

その女性の顔を良く見ると 恐ろしい形相で まるで般若の面を被ったかのようですムキー

 

( この人は 坂田さんと どういう関係の人かしら? 坂田さんに もの凄い恨みがあるようだけど・・・・)と 様子を 暫く伺っていると

 

「もっと苦しめば良い。 お前が私にした 惨い仕打ちに比べれば まだまだじゃ。 もっと苦しめ もっと 苦しめ~ムキー 」と 呪いの言葉を 坂田さんに投げつけていました。

 

坂田さんは 自分を恨んでいるらしい女性に そう言われても ただただ 泣くばかりで 事情がわかりませんでした。汗汗

 

( この二人の間に 一体何が?・・・)真顔はてなマーク

 

すると 場面が 急に変わって 真っ暗な背景から 明るい晴天の日中の様子に変わりました。晴れ

 

二人の若い女性が 町中の 大きな通りを 穏やかな笑みを浮かべて仲良く おしゃべりをしながら歩いていますが 二人共 長い髪を下に 真っすぐに下げて 背中のあたりで 縛っており 着ている着物も 間違いなく 江戸よりも前の時代を思わせる古い時代のようでした

 

室町時代という キーワードが 伝わってきて 確かに それくらいの時代かな?と 思われる町中の様子も 伝わってきました

 

二人は 年齢も近く とても仲の良い友人同士のようですが 一人は 既に 許婚がいて 結婚が間近なようで とても 幸せそうです

 

この時代の 裕福な家庭では 子供の結婚は 親が決めるのが 普通でしたが この女性は その相手との結婚が とても気に入っていて 嬉しそうでした

 

相手のことが 本当に大好きだったのです

 

ところが あろうことか 仲良しだった筈の 親友が この友人の相手の男性に横恋慕

 

幸せそうな友人が 本心では妬ましかったプンプンこともあってか 自分が 友人の立場に 取って変わる為にパンチ! 友人を 陥れ 友人の貞操を 汚すような 悪い噂話しを巧妙にでっち上げて 流布し キスマーク耳清純な友人の名誉を 著しく 貶めることに成功します目

 

その上で 言葉巧みに 婚約者だった男性の 母親に接近して 自分を売り込み まんまと 破談に持って行き 自分が代わりに 嫁の座に収まったのでした

 

清純な乙女だった友人は とんでもない 不埒で だらしのない女に 仕立て上げられ 何とか話しを聞いてもらいたいと 必死で許婚に 訴えようと試みるものの あまりにも 尤もらしい 噂話しを すっかり信じ込んだ相手の男性は 酷く立腹して 軽蔑の眼差しを向け かつての婚約者を 邪険に扱って追い払いました

 

結婚の義が 行われた その日 得意満面で ニヤリ花嫁になった相手が 自分が信頼していた 大切な友人であったことに 打ちのめされ 目パンチ!自分が 相手に 陥れられたことを 知ったものの 後の祭りでした

 

すっかり悪い評判が立ってしまった為に 外を出歩くことも ままならない状態になり 家族にも 見捨てられた その女性は やがて 友人が 子供を授かりにっこり 幸せに暮らしていることを知りますポーン

 

「あまりにも 酷い仕打ち。 

 

あの方の子を産むのは 私の筈だったのに。 これ程 惨い仕打ちを どうして されなければならないのか? 許せない。」とただ 涙にくれる日々を 送った後で 心労が祟って この女性は若くして それから間もなく 病死してしまったようでした。おばけくん

 

かつての友人への 耐えらないほどの 恨みを抱えて。ムキー

 

             < つづく >