お越しいただきありがとうございます。
ただでさえ更新とお話がスローペースなのに懲りずにまたDVDを借りてきました。
今回「おれのことスキでしょ。」です。
ご存じですよね、イケメンですねの二人が出ていたドラマ。
GW何処にも出かけずのんびり見ようかと思っています。
それではお話になります。お付き合いください。
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「ミニョは?」
リビングから戻ってきたジェルミにシヌが聞いた。
「まだ下でDVDを見てるよ。真剣にヒョンの事を見ていたから一人にしてあげた方が良いかなって。
まだテギョンヒョンは帰って来ないの?」
ジェルミがキョロキョロとしながら二人に聞いた時ちょうど車の音が聞こえてきたので屋上から身を乗り出しテギョンの車か確認をした。
「テギョンヒョンが帰ってきた」
カツ、カツ、カツ。
靴音がどんどん近くなって来た。
「ヒョン、おかえり」
「あいつは?」
テギョンが屋上に着くなり三人の顔を見ながら尋ねた。
「リビングでDVD見てる。ミニョがいなかった時に収録した歌番組をまとめておいたんだよ。
あっ、テギョンヒョン心配しないで。ヒョンが困るようなやつは入れてないから」
テギョンをからかうようにジェルミが言った。
「俺が困るようなものは・・・」と言いながらデビュー当時のテレビ番組を思い出し口を尖らせた。
「ミニョが待ってるから早く行ってあげれば。先に帰って来た事随分気にしてたみたいだから」
二人のやり取りを見ていたシヌがテギョンを急かした。
テギョンもミニョの事が気になり仕事を中断して帰って来たので急いでリビングに向かった。
入り口からリビングの方を見たがミニョの姿は見当たらない。
「何処に行ったんだ、上にいるのか?」
二階の方を見上げ口に指を当てながら他にミニョの行きそうな場所を考えていた。
リビングに向いDVDが終わって通常のテレビ番組に切り替わっていた画面を見た後、後ろを振り返るとソファーの上で小さくなって眠っているミニョを見つけた。
「こんなに小さくなっていたら入口からでは見えないな。
ここで寝ていたら風邪を引くぞ、遅くなって悪かったな」
ミニョに近づき顔にかかった髪をどけようと手を伸ばした時ミニョの睫毛が濡れているのに気がついた。
頬をつたった涙もまだ乾いておらずテギョンは親指でそっと拭っていた。
「泣いていたのか?」
どうして泣いていたのか・・・気になってくる。
しかしグッスリ眠っているミニョを起こすのも可哀想な気がした。
どうしようか迷っていると三人が屋上から降りてきた。
「ヒョン、ミニョ居たでしょ?」リビングに近づきながらジェルミが言うと
「寝てる」
ミニョを見ていたテギョンが小さな声で応えた。
全員がミニョの近くに来てミニョの様子を伺った。
「テギョンヒョン、悪い。
昨日帰って来たばかりなのに俺が“朝ご飯作ってくれ”って頼んだからミニョは早起きして疲れて眠っちゃったんだ。俺のせいだからミニョのこと怒らないで欲しいんだ」
ミナムがテギョンに頭を下げた。「心配するな、怒ったりしないから」
「ヒョン、本当にごめん。
ミニョは俺が起こしてこれから家に連れて帰るからヒョンはもう休んでよ。明日必ず連絡を入れさせるから」
ミナムがそう言ってミニョを起こそうとするとテギョンがミニョを抱きかかえ二階に向かおうとしていた。
「ヒョン、どうするの?。二階に連れていくなら俺の部屋に・・・」
テギョンはミナムを振り返り
「俺の部屋に連れて行く。心配するな、寝かせるだけだから。
俺は仕事が残っているから今日はリビングにいる。ミニョが心配なら夜中に部屋を覗けば良い」
テギョンはそう言って自分の部屋へ上がって行った。
残された三人はテギョンの背中を無言で見つめていた。