たくさんのコメントを、本当に有難う

ございます。小さな幸せを見つけながら、

毎日 少しずつ、何とか生きてます。

皆様もご自愛下さいね。

 

画像は丁度1年前にいちさんと最後の

スイーツビュッフェに出かけた時のもの。

撮影してもらえるって幸せな事だな。

今回は5月の心情を書き残します。

死後の手続きは本当に物凄い件数で。

未だに全く終わりそうにないのですが

一番始めは、亡くなったその場で、

すぐに書く様に言われた、死亡届。

 

号泣し、震えながら書きました。

 

まるで、彼の生きてきた痕跡を私が

消し去り、奪うかの様な気持ちで、

辛かったのですが、ないと埋葬が

出来ないとの事で、病室の片隅で…。

葬儀が終わっても、健康保険や年金等、
心が受け入れていない状態なのに、
何度も何度も「亡くなりました」と伝え、
毎日、何度も彼の名前を書きました。
 
死亡届も何枚も何枚もコピーして。
もう心が限界だった時に、某区役所で、
フェアリーゴットマザーに出会いました。
かなりのご年配で、大きくぶ厚いルーペで
拡大し、書類を1つ1つ確認されてました。
「大変だったね、ちょっとそこで待ってて」
「はい、これ持ってきなさい」私が何度も
同じ事を言わなくて良い様に、各窓口で
聞かれそうな事を1枚に書きまとめた紙でした。
「これ見せて窓口を周って。大丈夫だから」
 
通常の精神状態ならば、効率的な方法も
気付きそうな物ですが、その時にはもう
精神的な余裕が全くなかったので、そうか、
こうすれば良かったのだと、1枚の用紙が、
宝物になりました。本当に有難かったです。

性格にもよるかもしれませんが、

私はいっきに書類を片付けようとすると、

繰返し目にする「死亡欄」「亡くなった人」の

文字が苦しくて、辛い気持ちに押しつぶされ

そうになるので、現在も少しずつやってます。

 

これもまた、生き残ってしまった私が、

先に旅立った彼の分まで生きる為に。

そして、これからも彼に守ってもらう為に、

必要な作業なのでしょう。

 

まだ終わりそうにないけれど。

悲しみの中、フェアリーゴットマザーに

出会え、1枚の紙に心が救われました。

本当に現実世界にいるのだと、

奇跡に感謝して。。。

 

いつもありがとう、いちさん。

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