たくさんのコメントを、本当に有難う

ございます。毎日、小さな幸せを見つけて

本当に少しずつ、何とか、生きてます。

皆様もご自愛下さいね。

 

本屋さんで買おうと思っていた本を

手に取ったら、このページにしおりが

入ってて、目を見開きました。

私の心の声が書かれていました。

本当に心には空洞が出来る事を知りました。

そしてそれは、決して塞がれる事は、

ないのだと思います。

 

経験者にしか分からないこころの穴。

CHANELのマークの由来の理由。気になったら、読んでみて下さい。推しの一冊です。

 

 

 

彼のクローゼットの中の物を手に取ると

涙が溢れてくるので、ほんの少しずつ。

大好きなTiffany & Co.の箱さえ、

開けるのに勇気がいりました。

 

昨年のお誕生日祝いに私が贈った

プレゼント。丁寧にリボンや紙袋も

保管されていました。きっと想い出ごと

大切にとっておいてくれたのでしょう。

 

Tiffany & Co パスポートケースです。

最高級レザー製のパスポートケースで、

1893年のシカゴ万国博覧会で展示された銀食器で

採用されたTiffany & Co.のヴィンテージロゴ入り。

すぐに使えない物を送ったのは、

明るい未来に夢と希望を、という想いから。


いちさんは受け取った時に涙を流して、

「ありがとう、またハワイいけるかな」と。

私が「大丈夫だよ、行けるよ」と言ったら、

「本当は誕生日まで生きられると思って

いなかったんだ。これが使える日まで、

頑張るね」と言ってくれました。

 

とても辛い闘病の中、1年前の昨年の

誕生日の時点でもう死への覚悟をしようと

していた事、切ない事だと感じます。

これまで誕生日は楽しい物だとしか思って

なかったのですが、去年から誕生日は

楽しいばかりではない事を知りました。

時が止まって欲しいとすら、思いました。

 

想いが詰まったパスポートケース。

 

もしも私がいつか、ハワイに行く機会が

あったら、まだ期限が切れていない、

いちさんのパスポートと私のパスポートを

一緒に入れて、使いたいと思います。

まだハワイは私にはまぶし過ぎて、

今すぐに行けたとしても、

目がくらんでしまいそうですが。

 

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いつもありがとう、いちさん。

人生最後のデート、ここから読めます↓↓↓

人生最後のデート、その1はこちら↓↓↓

 

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