ちょうど1年前の今日，大雨の中の味スタライブで
「最後に虹が架かるようになってるんで」
とはいどさんが言った通り，
夕方の関東は嵐のような大雨のあと美しい虹がかかった。
しかもWTの凱旋公演，史上初の快挙を達成し国内公演を終えたその翌日に。
私は自らの目で虹をみれなかったけど，ツイッターのTLは
ラルクファンの人たちが載せた虹の画像でいっぱいでした。
土日にライブをした国立競技場から虹が出ているような画像もあって
偶然を必然にしてしまうひとたちが，本当にこの世界にはいるんだって思った。
昨日は興奮しててほとんど泣いたりしなかったのに
きょうTLにあった虹の画像や，最後の「虹」の演出で夜空に放たれた大量の7色の風船たちの写真を見ていたら，思わず言葉に詰まるような，胸が苦しくなりました。
昨日の夜，晴れ渡った夜空に打ちあがる7色の花火と
果てなき夜空に放たれた何万もの風船たち
スタンド前方の席だったから，目の前の風船たちが自分の真上に上がっていく光景が
とにかく綺麗で言葉にならなかった。
瞼に焼きついて離れないよ。。
国立2日目
本当にお祭りでした
夢のような時間だった。本当に日曜日に戻りたいって何度も思った。
あなたたちが奏でてくれたその音をこの耳に，あの光をあの景色をこの瞼に
もっともっと焼き付けたいよ。
一生忘れないように
日産での不完全燃焼感も，すべて燃やしてきたよ。
何よりまず，ラルクのメンバーにスタッフさんたちに
「ありがとう」って言いたい。
あなたたちが大きな大きな空に架けてくれた7色の橋は，言葉にならないくらい切なくて美しいものでした。
万単位の規模の会場と観客に飲み込まれることなく，かといって客を食いつぶすわけでもなく
常に客の少し先を走って，わたしたちをその存在と音でひっぱってくれてた感じがする
すごく遠い存在だとしても，そう感じさせないってすごいことだと思う
大きくなったアーティストはどうしたって遠くなってしまうものだけど
（それはライブでの物理的距離しかり，人として手の届かない存在になってしまうという両方の意味で）
大きな会場でライブをやっても寄り添ってくれているようなそんな感じがした
何故だか今は，きっと遠くにはいかないよって思える
ソロとラルクを交互にこなすスタイルに慣れてきたこともあるだろうけど，きっとそれだけじゃない
10年ちょっと前とかのライブ映像を見るとおもう
あの当時は，もっともっと，触れたら深く切れそうな，鋭利なナイフのようなオーラと視線だったんだと
目にも止まらないスピードで流れる時間の中
いろいろなものを見失って，守りたいものは何かあるのに，それが何かすらわからない
目まぐるしく動く周囲の環境と、えげつない現実に嫌気がさした
とでも言わんばかりの痛々しいオーラを纏ってる…って
不用意に触れたら崩れてしまうんじゃないかって思うくらいの
警戒心剥き出しで，全身の毛を逆立てている野良ネコのような
それがある種のカリスマ的な存在感を生み出していたとは思うけど
あのときの映像を見ると，本当にもうばらばらになるんじゃないかって思ってしまうくらい
けど今は，誰よりも一番メンバーが楽しそうにライブで弾いてくれるから
だからかな
弾き手の感情って，音を通じて伝わってしまうものだから
MY HEART～のイントロ ギターソロは相変わらず，苦しいくらい美しかった
あのけんちゃんのギターの音を聴くたび，涙が出る。条件反射じゃないかって思うくらい
曲のイントロに入るリフのところで
上手，次に下手と客席をにこにこしながら「いくよ？」って感じに指差してから弾いてた
「この音でみんなを連れてくよ」って
本当にライブ楽しいんだなって
メンバーが楽しいと思って弾いてくれていることが，なによりもうれしい
花火と風船があがる空を見上げるユキヒロさんの顔，忘れられないよ
本当に印象的だった。きれいだとすら思った
名残惜しそうに，でも満足げに
いろんなパターンでドラムソロを叩く姿，本当にすごかった
すごく長い時間叩いてくれてて，持っているすべてを見せつけてくれているような
体力の限界まで叩いてくれたんじゃないかな
そういえば、In the airのとき「味スタのリベンジ」だってハイドさん言ってたけど、セトリもそれを意識してたんじゃないかなぁって。
1曲目のレディステ入り方が、味スタ2日目まんまだったんだよね。
ゆきひろのドラムだけが鳴り始めて、ハイドのAre you readyー?! Are you fuxxing readyー?!からのイントロにはいるあの流れが。
味スタと同じ曲で始まり、同じ曲「虹」で終わる…
大雨で始まったアニバーサリーイヤーを快晴で終えて、次の日に2重の虹を出すなんてね。。
たった1回だったら単なる偶然だけど、これだけの偶然が重なる確率ってどんなものだろうと思うと、すごい人たちだなっておもう
4人が紡いでくれた音が，あたたかくて
「君の魔法をきっと 誰もが好きになる」
また4人の音を耳にしたいから
『これからも、ラルクアンシエルをよろしくねー！』
っててっちゃん言ってくれたよね
…こちらこそ、よろしくお願いします