捏ねないパンでカンパーニュ | 美味しいもの食べたい365

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食べることと旅行が好きな夫婦のブログです。徒然なるままにいろいろなことを書き込んでいきたいと思います。

食べることは自分の体を作り維持すること。健康を維持し、美味しく食べることを考えていきたい。

こんにちは、たまに出てくる夫です。

パン好きなので以前捏ねないパンというニューヨークタイムスの記事を見て
「捏ねなくてもパンが焼けるのなら楽ちん」とレシピを見ながら焼いてみたけど
どうも膨らみがたりなかったり生焼けだったりして、うまくいかず、「やはり
パンは捏ねないとね」と数年は普通に(というものおかしいけど)パンを焼いてました。

先日、ちょっと時間の余裕ができたので「そうだ捏ねないパンまたやってみよう」
と思い立ち、再度挑戦したところなかなかうまくできるようになりました。
ごく少量のイーストで長時間発酵させるので小麦本来の香りが楽しめます。

今日焼いたパンです。

春よ恋 350g
全粒粉  50g
塩     6g
イースト  1g
水      300g

前夜に材料をだまができないように混ぜて涼しいところに置いておきます。
量って混ぜるだけなので慣れれば数分で作業できます。
朝までに数倍に膨らんでいるので打ち粉をして台の上に取り出します。
手粉をつけて生地の下から手を入れて伸ばし3つに折りたたみます。
さらに90度の方向に伸ばして再度3つに折りたたみます。
この折りたたむ作業を「パンチを入れる」というそうです。
グーで叩くわけではありません。

生地を丸めて打ち粉をしたバヌトン型に入れます。
丸めるというのは生地の一点にまわりの生地を押し込みつつ丸く成型することです。
押し込むことでまわりの生地にテンションが発生してクープがきれいに開くようになります。

常温で1時間ほど休ませている間にオーブンに22cmのストウブ鍋を入れて250度で
余熱します。

余熱できたら生地を型からオーブンペーパーの上に出してクープを入れます。
よく切れるナイフで切り込みを入れることできれいに膨らむようになります。
クープのエッジがきれいに立つようにするため斜めにナイフを入れるようにします。

オーブンから取り出した熱々の鍋にオーブンペーパーごと生地を入れて蓋をしたら素早く
オーブンに戻します。今回焼成時間を50分にセットして15分前に蓋を取り焼き色を付けました。
蓋をしてオーブンに入れることにより生地から発生した水分が鍋の中で高加湿状態になり、
蒸気を入れることができないオーブンでも固いクラストができるようになります。

ラップで包んでおけば長持ちします。

簡単にパンが焼けるのでストレスがないし、楽しい。皆さんもお試しあれ!