「しあわせ運べるように」という楽曲があります。
阪神淡路大震災で被災した神戸の小学校の音楽の先生が
地震後に作詩作曲されたそうです。
東日本大震災では「こうべ」の歌詞を「ふるさと」に変えて
ふるさとバージョンで歌われたとか。
まったく知りませんでした。
熊本地震から1ヶ月のとき、この楽曲がテレビで流れた。
そのとき初めてこの曲を知ったのだけど。
神戸の小学生の合唱だったかな、
熊本への応援として「くまもと」に歌詞を変えてあった。
この楽曲を受け入れられなかった。
ただの慰めだと思った。
神戸の子たち、阪神淡路のときまだ生まれとらんし…。
その後、熊本の小学生~高校生が合唱で歌うようになりました。
まだ受け入れられなかった。
心の底からそう思って歌ってるの?
歌詞がそうだから歌わされてる感しない?
地震に負けない心って何? いまも余震あって怖いでしょ。
亡くなった方々の分も大切に生きて行こう、
傷ついたくまもとをもとの姿に戻そう。
そんなのわかってるよ。
頭の中ではわかってても気持ちがついていかない。
そうやって、拒む気持ちがあった。
生まれ変わるくまもとのまちに届けたい、
わたしたちの歌、しあわせ運べるように。
地震から5ヶ月経って、
やっと耳になじんできたというか心に響いて泣いてしまった。
やっとこの楽曲に共感できるようになった。
元気をもらえた。励まされた。
臼井先生、ありがとうございました。
月日の流れとともに、気持ちも変化していくんだね。
月日の流れとともに、地震のショックが薄らいだり、
記憶が風化しているわけではない。
月日の流れとともに、前を向けるようになったからだろうな。