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2009年09月16日 (前回ネット書き込み日)
14年前に書いたものを読み、書かれた頃からすでに30数年たっても、そこに立ち尽くしたままなのだと、自分でも呆れてしまいました。
友が消えた高校二年の三学期から、無軌道な生活をしだしました。真夏となっても下には何も着ないで、学生服を羽織って歩き回りました。
地元の繁華街では、朴歯の高下駄を履き、一点を見据えながら歩いていると、ヤクザも避けてゆきました。相当危ない顔をしていたのでしょう。
池袋から新宿へ行く時は、東京カテドラル聖マリア大聖堂の横を歩いていました。森田童子の唯一のライブアルバムを制作した聖堂です。
今でも高校3年の生活から、抜け出せていないようです。
そして二年前、何よりも大切なものを失いました。
これがわたしの人生なのだと、自分につぶやいています。
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高校のとき、
莫逆の友が消えたとき、
俺も消えた、
ように感じた。
真夏でも学ラン一枚で、
都市を彷徨っていた。
今日の一句
凄烈と送南風吹く街歩む
センレツト オクリマゼフク マチアユム