今日で休職が切れる。

明日からは新しい仕事を始める。

不安と、悔しさと、ほんの少しの期待感。

 

足かけ3年の間に沢山の人に助けて貰った。

その中から、まずMさん。

隣町の学習館の中にある図書館に勤めていて、20年来の飲み友達だ。

休み始めてしばらくした頃、なかなか家を出られなくなってしまった。

悶々とした日々を過ごす中、「図書館においで。本なんか借りなくていい。私に会いに来て」と声をかけてくれた。

家着のまま閉館間際に何とか行くと「良く来たじゃない。頑張ったね」と褒めてくれた。家を出られただけで褒めてくれたことが嬉しかった。

旅行に行こうと決めたが、不安になった時「ダメだったら帰ってくれば良い。夜までに目的地に着けば良いんだから、パニック発作が出たらそこでゆっくり休めば良い」と具体的に励ましてくれた。勇気が出た。

復職に焦っていた頃「急に良くなるわけ無いじゃん。ゆっくり。焦らない焦らない」となだめてくれた。ほっとした。

そして休みが終わりもうすぐ再就職で不安だと話したら「もう前を向くしか無いんだよ」とカツを入れてくれた。ぐっと背中を押してくれた。

彼女のお陰で3年間引きこもらずに過ごせたこと、本当に感謝しかない。

 

それから中学の担任H先生。

前から悩みがあるとこの学習館で会って、アドバイスをくれた。

休み始め、「車のバッテリーは急に充電するとおっ壊れちまう。ゆっくりゆっくりエネルギーを貯めるんだぞ」と諭してくれた。

仕事を休む罪悪感を話すと「お前は真面目すぎる。ちょっといい加減になれ。サボるくらいが良いんだ」と心を緩めてくれた。

家に引きこもりがちの頃「ここへくれば色んな人が話を聴いてくれる。まずはここへ来てみろ」と誘い出してくれた。

そして仕事が決まり出勤が近づいた頃、私がまたすぐここへ来ますと行ったら、「もうここに来ることばかり考えるな」と突き放した。

その時は寂しく感じたが、「新しい職場に顔を向けて頑張れ」という先生のエールだと後で分かった。

本物の先生はこういう人だと感じた。

先生からはもっと色んな言葉をもらったけれど、今すっとでてこない。

 

他にも、お掃除をしながら明るく話しかけてくれたKさん、「散歩の時上を見なくちゃダメよ」と笑い、観光スポットを教えてくれたOTさん、穏やかにただただ話を聴いてくれたOIさん。

この学習館には本当に助けられた。ここで手紙を書き、勉強をし、本を読む日々は充実していた。

お陰で公の場に少し慣れることができた。

 

他にもラインにネガティブな言葉を書き連ねてもスルーしつつきにしてくれた友達。

見守ってくれた同僚。家族。挙げればきりが無い。

 

私は1人じゃ無かった。

ありがとうみんな。そしてこれからもよろしく。

まずは新たな一歩を踏み出してみよう。