毎年恒例、正月に祖母の家に集まったときです。祖母と話しているときに、今年で90歳になるということを言われました。そこで、初めて祖母の誕生日を知りました。親のお祝い事は欠かさずやっていましたが、祖母のことはというと何もやってきませんでした。祖母からは入学式や成人式など、たくさんの恩恵を受けていたのに、一度も恩返しをしていなかったと反省しました。今、かぎ針編みの勉強をしており、寒冷地に住んでいる祖母にショールを編んであげようと思っています。傘寿には紫色のものを贈ってお祝いするというので、薄紫色の毛糸で編んでいます。私の技術では完成は誕生日を過ぎてしまうかもしれないけれど、渡すのが楽しみです。