加湿器、それは扁桃炎持ちの私にとって人類の英知。うっかり焚くのを忘れた日には絶不調で、会社帰りはそのまま病院へ。じゃあ、忘れるなよ…。毎回家族にも友人にも言われるのですが、遅くまで残業をした日や飲んで帰った日など加湿器の手入れが最高にめんどくさいのです。健康と天秤にかける事じゃないと解っていてもめんどくさい!!毎日朝の忙しい時間に、加湿器を洗って乾かして。夜は、夜でフィルターを換え、水を入れて、重い本体を設置して、床が濡れない程度の絶妙なレベルに調節したり。週に一度は、普段手入れできない様な場所までブラシを突っ込んで洗ったり…。それでも取れない、ピンク色のぬめりやカルキの結晶。それを考えるだけで、深いため息が出そうになるのです。そんな、冬季を繰り返していた私に今年は強い味方ができました。その名は、自然気化式加湿!!皿やコップに水を入れ、不織布のフィルターを挿してそのまま放置するだけで冬場の乾燥した空気が水分を吸い、周囲に拡散してくれるというものです。電気も食わないし、下手に入り組んだ作りになっていないので洗うのも楽!!流石に、不織布フィルターをゴシゴシいく訳にもいかないので1シーズン使い捨てなのですが所詮『紙』。500~1000円程度で買い替える事ができて経済的です。肝心の加湿量については、やはり自然気化式なので機械式に比べると劣りますが病院送りにならない程度の加湿にはなっています。今季だけに限らず、毎年手放せないアイテムになりそうな予感がしています。