こんにちは!

アラフォー大学院生のホットケーキです。

音大受験について書いてます。

 

受験生の頃は分からなかった楽曲分析。

果たして、どうやったら良いのか…!

今日はソナタ編🙌

 

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①形式

ソナタ形式は、提示部、展開部、再現部の3つに分かれます。

 

提示部と再現部には、第1テーマと第2テーマがあります。それぞれ違った感じのメロディです。

 

提示部は、基本的に

第1テーマが主調

第2テーマが属調(短調の曲なら平行調)

です。

 

再現部は、

第1テーマが主調

第2テーマも主調

です。

 

提示部で第1テーマ(最初に出てくるメロディ)は見つかりましたか?

後半に同じメロディ(同じ調)が見つかったら、そこが再現部だと思われます!

 

💡どこからが第2テーマか分からない時

提示部と再現部を見比べてみてください。

提示部と再現部で、同じメロディだけど調が違うものは見つけられますか?

おそらくそれが第2テーマだと思います🙌

(再現部で主調になっていたらきっと第2テーマですね。)

 

展開部は転調部と言われることもあったようで、転調がたくさん出てきます。

動きがある部分です💃🕺

 

ソナタって旅みたいで、

旅に出るんですけど(提示部)

道に迷ったり嵐に遭ったり何か色々な出来事があって(展開部)

もとの場所に帰ってくるんです(再現部)

 

最初は心が動いた出来事(第2テーマ)も、もとの場所に帰ってきた時は、経験を積んで受け入れている(再現部の第2テーマ)…というイメージです。

私の個人的な意見ですが(。'-')(。,_,)

 

初めはドキドキするし、途中で道に迷うと不安だし、それで帰ってきたら喜びはひとしおです。

そういった場面ごとの変化を表現できたらメリハリがあって素敵なのかなと思います。

 

ただ、ハイドンやモーツァルトをあまりドラマチックに弾くのは違うと思うので、全体的にどんな雰囲気で弾けばいいのか、CDなどを聴いておくのは大切かなと思います。

 

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入試でよく弾かれる曲は、ベートーヴェンかな?副科はハイドンやモーツァルトもあったかな?

 

ベートーヴェンの場合は、和音がI度から始まらなかったり、序奏があったりする曲もありますが、めげずに分析してみてください(´;ω;`)

 

モチーフの展開も見ると素敵なのですが、まずはマクロな視点から!

左手のアルベルティバス(ドソミソ ドソミソ…のような音形)は、ベースや内声のラインも大切に弾いてくださいね🎼