むかしむかし、山羊が各家庭に一頭ずつ

飼われていた時代のことです。

山羊は種付屋に種をつけてもらい、

出産すると乳が出ます。

毎朝、小さなタライにいっぱい山羊乳が

搾られていました。

牛もそうですが、沢山子供を産んで

沢山乳を出す山羊が優良品種として

大事にされました。

 

で、山羊乳をどう消費するかというと、

沸かしてから飲んで飲んで

水の代わりだし、おやつでした。

某バラエティー番組で

牛乳かけご飯が、気持ち悪いだなんだと

世間の共通の認識みたいに言われていました。

 

良い悪いはさておき

少なくとも、私より上の世代の人には

経験がおありだと思います。

 

毎日毎朝ご飯にかけて、山羊乳の

乳かけご飯にするのが定番メニューでした。

今風に言ったら、どこかのハリウッド女優が

オ-ガニック(当時は全部オ-ガニック)の

山羊乳に、チアシードを混ぜて

美容と健康のために飲んでいる。

その姿をSNS にあげている、といったところでしょうか。

 

山羊乳で育った昔人は、今の牛や卵、スギ花粉など

アレルギー反応は、ものともしません。

なんせタンパク質が、別もんですから。

 

で、段位を発表します。

 

2級 白帯

牛乳かけご飯、醬油少々。

 

1級 茶帯

牛乳かけご飯、プレ-ン。

 

初段 黒帯

山羊乳かけご飯 醤油少々。

 

弐段 黒帯 袴着用

山羊乳かけご飯 プレ-ン。

 

ちなみに父の兄弟姉妹、私の兄弟、

祖父の兄弟姉妹も含めて全員、山羊乳です。

ホント山羊ってゴイゴイスー。