札幌市内の街に出没していた
野生のメスのヒグマが
猟友会により、駆除されたと
ニュースでやってた。
連日の報道を見てたら
住宅の敷地内にいる姿も撮らえられてた
この街に住んでる人たちにとっては
いつ、遭遇して
いつ、襲ってくるか分からないという
不安な日々を過ごしてたんだよね。
分かる、分かってる
でも、私は思ってしまったんだ。
駆除ではなく
山に帰ってもらうのを待つのは
無理だったのかなって。
クマがウロウロしてる間
外に出るな!といわれてる人たちに
したら
待ってられないよね。
共存が難しいのも
頭では分かってる
餌がなくて
人間のいるところに餌を探して
下りてきたんだよね(-_-;)
夏から秋、沢山食べて栄養つけて
冬眠に備える
冬眠中に赤ちゃんを産んで
春に赤ちゃんと一緒に巣穴から
出てくる
これがクマの生態
今回、駆除された場所は
山の中。
山に戻ったときに発見され
駆除されたのだ。
複雑…
というような話を夫にすると
側からみてる者は
そう思うだろうけど
その場に住んでる人たちにとっては
そんなこと言ってられないよ
って言われた。
うんうん
分かってるよ。
分かってるけど、昔から私は
野生動物側に立ってしまうんだよ。
春に山菜採りに行ってた人が
クマと遭遇したと聞くと
冬眠から覚めたばかりの
クマの親子がいて当たり前。
山に棲んでるのはクマたちのほう。
子グマを守るために
気も張ってる。危険な時期だよ。
そこへお邪魔してるのは人間
私はそう考えてしまう
それが間違ってると
言われたとしても。
野生の領域にズカズカと
入っていってるのは人間なんだから。
クマの方も人間の領域に
来るようになってしまったんだよね
餌がなくて
それも森林伐採とかの
せいだよね。
ひとりごとでした。