
作家、江國香織さんが好きです。
それも初期の頃のこの2冊が好き
姉に勧められて読み始めたら、ハマッてしまって。
「流しのしたの骨」はタイトルをみたときに、ホラーなの?って
思ってしまったけど、全然、そうじゃなかった。
この本は、何故か、秋~冬にかけて読みたくなります

「ホリーガーデン」は、まさに今、春~夏にかけて読みたくなる・・・
だから、この2冊は、なんだかボロボロ・・・
文庫本が好きだけど、大事にしてるのがこの本。
「ぼくらはみんな生きている」 坪倉優介さん著書。
もう何年前にこの本に出会ったか分からないけど、確か、オダギリジョーさん主演で
ドラマ化もされました。
交通事故に遭い、18才で全ての記憶を失ってしまった著者のノンフィクションです。
食べることも、トイレに行くことも分からなくなってしまう・・・だから、ご飯を見ても
味も知らないという・・・今まで食べてきているのに・・・
自分にそんなことが起こったら、どうなるのかな?って最初に思いました。
この本の中には、著者の文章とお母さんの文章があります。
とても、切なくて衝撃的な本でした。
著者の気持ち、お母さんの気持ち・・・心にしみてきます
著者が記憶を失ったままでも、大学に戻るまでの過程やら、
草木染め職人になるまでの軌跡が書かれています。
この本の中の写真が優しくて好き
この3冊の本は、処分しようなんて思ったことがない。
他の本は、結構、処分しちゃったのもあるけど・・・
好きな本は、何度でも手にしてしまいます。
江國香織ワールドが好き
だいたいの作品を読んでる。でも最近のより、やっぱり初期が好き。
とくにこの「ホリーガーデン」に出てくる、果歩ちゃんていう登場人物が大好き