当たり前の奇跡 | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ

当たり前の奇跡


今日は3月3日。


電話の発明者として有名なアレクサンダー・グラハム・ベルの誕生日。





アレクサンダー・グラハム・ベル/Alexander Graham Bell は、1847年3月3日、スコットランド、エディンバラに生まれました。


1870年にカナダへと移り、電話の特許をとったのは1876年3月。




当初はおおがかりだった電話機も、家庭におくためにどんどんコンパクトになっていきます。こちらはオークの虎斑が見事な電話機。1900年頃。





ちなみにこれは、1920年頃の電話機。



このような電話機を置き、傍らに座りながらおしゃべりをたのしむために作られたのが「テレフォン・シート 」でした。


携帯電話の時代には、もう本来の用途では使わなくなってしまいましたが、可愛らしいコンパクトなフォルムは玄関などにおいて、ちょっと腰かけたりするのにぴったりです。





聴覚とスピーチに関する研究と教育に生涯にわたってかかわり、電話の発明はあくまでその副産物であったというベル。



改めて遠くの人とのやりとりが瞬時にできる当たり前の奇跡を、もう一度考えたくなる気がしました。




今日は大切なあの人に、 「電話」 してみませんか?



by N