3月はライオンのごとく | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ

3月はライオンのごとく

いつのまにか、もうすぐ3月。


こんな英語のことわざをご存知でしょうか?


”March comes in like a lion, and goes out like a lamb.”

「3月はライオンのごとく来たりて、子羊のごとく去る」。



Una and Lion by Briton Riviere 1840-1920

これは3月の天気の隠喩。


3月の最初の頃は雨が多く、風が強く激しいけれど、最後の方は天気が良く、暖かくなって優しくなる。まるで、ライオンから子羊になったよう・・・ということ。






日本の気候はそれほどの変化はないようですが、やはり3月は冬から春への変わり目。


月初めは肌に刺すようだった空気が、ぐんぐんと優しくまろやかに感じるようになっていくのは、日本も同じだと思います。



そんなライオンのような3月にちなみ、少しだけパンカーダのライオン達をご紹介いたしましょう。



勇猛さを表しつつ、どこかエレガントなライオンパウフィートをもつテーブル







こちらはコンソールテーブル 。ヘアリーなライオンの脚ですね。







正面からライオンが見つめるマガジンラック。
*サイト未掲載です。




ライオンの全身を堪能できるデスクスタンド







これらは、当時ヨーロッパの富裕層が好んだグランドツアー(世界旅行)や植民地でのハンティングなどで、初めて見る百獣の王に驚嘆し、その脚を家具のデザインに応用したり、姿を愉しんだことのあらわれ。





異国の猛獣の力と強さを、我が物にしようという意志を感じます。



3月のライオン。


おうちに一頭、いかがでしょうか。


by N