WORKSHOP JANUARY 2011 ~ワークショップのご報告~
1/23(日)に開催されたワークショップの様子をご報告いたします。
今回は、アンティークの額縁の修復。
まずは、講師のご紹介を。
講師を務めた修復士は、イタリアで4年間修復を学んでいました。
絵の修復の学校を卒業後、工房で絵や額縁、家具まで様々なアンティークを修復していたそうです。
工房をいくつか回りながら様々な修復の技術を習得して、帰国。
今はパンカーダの工房で頑張っています。
さて、ワークショップのご報告です。
講義ということで、額縁の歴史、種類や名称、額縁の製法などの簡単な説明を行いました。
皆様お待ちかねの実技です。
【型どり】
石膏やシリコン樹脂を使って、型どりをします。
【充填整形】
型どりしたパターンを欠損部にあて、充填し、整形します。
【仕上げ】
専用の絵の具を使って、色味を足していきます。
今回は、ご希望のお客様にピクチャーフレームの製作もしていただきました。
【完成】
皆様、どこを修復したのか、わからないくらいお上手に修復されました!
人それぞれに修復の個性が出ていたのも味わいですね。
様々な道具を使いながら、本格的な修復体験をするのも楽しい休日の過ごし方ではないでしょうか。
次回は、3月にチャーチチェア修復講座を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。