ダイニング・チェア選びのポイント
ダイニングテーブルが決まったら、次はチェアです。
チェアは、座高などが身体に合っていることも大切ですが、ダイニングは家族が集う大切なプライベート空間。
アンティークチェアとともに家族の歴史を積み重ねていくのも、よいのではないでしょうか。
当店で扱うアンティークチェアは1900年前後に製作されたものがほどんどです。
選りすぐった材料を当時の職人が一つ一つ、手仕事で仕上げた風合いは何とも言えません。
特に、木材は、しっかりと育った良いものを使用し、ずっしりとしていますが、手触りはなめらか。
どっしりとした安定感があるので、倒れにくく、フローリングの場合は
下にフェルトを貼っていただけば、操作性もよくなります。
構造は、ほぞとみぞによって組み上げられているものがほとんど。
長年使っていただく間にガタつきはでますが、
組みなおしてメンテナンスを施せば、ずっとご愛用いただけます。
背もたれはお部屋の雰囲気を左右しますので、特にこだわりたいポイントです。
当店にあるチェアをいくつかご紹介したいと思います。
【ローバックタイプ】
背もたれが低く、お部屋を広く見せる効果があります。
比較的軽いものが多いので、持ち運びしやすいのも特徴です。
カジュアルな雰囲気を演出したいときにおススメ。
【セミバックタイプ】
ダイニングチェアでもっともポピュラーなタイプ。
ローバック、ハイバック、どちらのいいところも併せ持っています。
適度に背もたれがあるので、疲れにくく、テーブルから背面が出るので、背面のデザインを楽しんでいただけます。
【ハイバックタイプ】
背もたれが高いので、圧迫感が出ることもありますが、座った時の安定感は抜群。
バルーンバック曲線、ツイストバックの浅浮き彫りなど、上部のデザインにこだわっているチェアが多いので、好みのものを探してみてください。
また、ダイニングチェアは4脚セットのことが多く、同じ空間にデザイン性の高いものが複数あると、
リズム感ができ、お部屋を高級感のある雰囲気に演出してくれます。
【アームつきタイプ】
肘掛がついているので、立ち上がりが楽。
座っているときも、腕の重みを支えてくれます。
アームつきを選ぶ場合は、テーブルとアームの高さにも、気をつけてください。
【ダイニングチェア選びのポイント】
①材質、フォルム、座り心地。
②テーブルとの相性もチェック。
③座面クッションの柔らかさをチェック。
家族が集う大切なダイニング・スペースをステキに演出するなら、ファブリックにもこだわりたいですね。
お張替えについても、ファブリックスペシャリストの店長がいつでもご相談にのらせていただきます。
ホームページ でご紹介しきれないチェアもございます。
毎日座るチェアだからこそ、ぜひご来店の上、座り心地を確認してみてください。