Let It Be | きなこ と ぱなっち

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きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。


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今年、The Beatlesのデビュー50周年(!)記念ということで、
The Beatlesのミュージカル(?)を観てきました。
ミュージカルというよりも、コンサート。
She Loves Youに始まって、Hey Judeまで、
すべての時代の曲が聴けます。
時代と言っても、メジャーデビューしてから彼らが一緒に活動していたのは、7年間、
実際に聴衆を前にコンサートをしていたのは、たったの4年間。

Fab Four

彼らがコンサートをしなくなってからの曲も聴けるということを考えると、
こんなお得なコンサートはありません。
しかも、チケットはラストミニッツから買ったので、
サークル3列目で、破格の£20!!
ステージがすぐそこ。
しかもこの劇場は、The Beatles が女王陛下を前に演奏した
Prince of Wales Theatre。
近代的に改装されてはいましたが。

幕開けの印象は、
「あー、結構似た俳優集めたね。」
でしたが、
後半には、もう、彼らが本物にしか見えなくなって、
「いったいどんなオーディションやって、こんな顔も似てて、声も似てて、楽器までできる俳優集めたの??」

「結構似てる」くらいだったのは、
たぶん、少し上から観ていたから。
ステージ上に、いくつかカメラがあり、
レトロなテレビを模したスクリーンに彼らの顔が大写しで見れる仕組みとなっていたのですが、
「あんまり似てないわ。どっちかというとGeorgeじゃん?」というくらい男前のRingo、
下からの角度で見ると、そっくりでした。

ビートルズの物まねバンドは数あるのですが、
このプロダクションの魅力は、ビートルズが実際に活動をしていた頃と、
ほぼ同年代の子達を集めているところ。
本物のThe Beatlesも、こんな感じだったんだろうな、と擬似体験できるのが嬉しい。
Johnは、他の子達よりも若干年上かな~~という気がしましたが、
他の3人は、たぶん、20代半ば。
ビートルズのビの字も知らずに育った子達と思えます。
あれが40過ぎてたら、驚くぞ。
その子達、もう嫌になるほど、彼らの演奏時の映像を見せられたのだと思います。
ビートルズ時代だけでなくて、ソロになってからのまで。
歌い方はもちろんのこと、ちょっとした体の動きまで、そっくり。
本物にしか見えない。
特にGeorgeは、わたしのプリンス・チャーミングであったこともあり、
見ているうちに、泣けて来た。
けど、歌が上手すぎたなぁ。
もっと、下手なのよ、本物は。
Ringoは、歌の下手さ加減も、すごく似てた。
Johnは、話し方まで似てたし、
Paulも右利きであった以外は、とても良く似ていた。
この子は、イタリア人っぽい名前だったかな。

わたしが特に嬉しかったのは、
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band.
このアルバムを実際に演奏している映像は見たことがなかったので。

YouTubeで見れない演奏まで見れますよ!
ビートルズ・ファン、必見。

全曲一緒に気持ちよく歌って、上機嫌の晩でした。
で、あんまりにも楽しくて、
「他のトリビュート・バンドに行ってもいいわね。Reading辺りに来るんじゃない?」
と、一緒に行ったルイーズが言うので、
「実は、Maidenheadに来るのよ。クリスマス直前なので、既にホリディに出掛けているんじゃないかと思って言わなかったけど。」
と、言うと、
「ホリディは26日から。いる、いる、村にいる。是非行こう!」と、即決。
翌日、二人で劇場へ行って、チケット買いました。
ルイーズのところは、旦那に話したら、
「えー、そんなに楽しいなら、俺も行きたい。」
ってことで、それならと、家族全員4人で。(下の子がまだ小学生だからね。一緒に連れてきちゃった方が楽。)
そういうことならと、家もぱなっちと二人で。
まだぜんぜ席が埋まっていなくて、前から3列目が取れました。
Maidenhead近辺の人、チケット買って!
入りが悪いと、二度と来てくれなくなっちゃう。