今回のエアコンの取り付けは、カーテンレールとの戦いでした。
既設のエアコンは、ダイキン製の当時の上位機種。
横幅は約840mm、カーテンレールまでエアコン本体下側から約40mm。
壁側からカーテンレールの外寸までが約140mm。
こんな感じの装飾カーテンレールがついていました。
この現場では、カーテンレールをこれ以上下げられない状態です。
当初おススメしていた機種は【XSシリーズ】なんですが、ルーバーがカーテンレールに当たってしまいます。
このカタログを見て【AXシリーズ】なら、ルーバーまで150mm取れるので(68mmの場合)取り付け出来そうです。
あまりにギリギリなので、室内機の取り付け時には、位置を少しあげたりしました。
こちらが取付後の写真。
ルーバーを一番下側に下げた状態です。
カーテンにもレールにも干渉しないで取り付けができました。
余裕があるように見えて、ギリギリです。
クロスが後から貼り付けしてありましたので、新しい室内機の位置は本当に苦労しました。
左側に目いっぱい寄せるように取り付けしたので、右側の後ろ側は少しですが外し痕が見えています。
まあ壁側で全く目立たないので、お客様に問題ないとの了解をいただきました。
室外機側はこんな感じです。
ということで完成しましたが、実は初めて【AXシリーズ】を取り付けしました。
ほぼ【XSシリーズ】を取り付けすると思いますが、このような状況ですとこの機種があって助かりました。
ちなみに、他メーカーの機種も探しましたが、ある程度のグレードで取り付け出来そうなものは三菱だけでした。
(もっとあったらすみません)
値段的にも三菱の機種はお高い商品でしたので、こちらの機種で取り付けが出来て良かったです。
最近の機種は、奥行きがあるものが多いです。
しかし、ルーバーが下側から動くので、カーテンレールなどへの下側までの寸法も、下見時には大事になります。
私にとっても、とても勉強になりました。
ただ、取り付ける側としたら大変なので、メーカー側もこういうことをもう少し考えて商品設計してほしいですね。