すべての感情には、臓器が関係しています。
怒りの感情には「肝」が
喜びの感情には「心」が
思い煩いは「脾」が
悲しみ憂いは「肺」が
恐れ驚きには「腎」が
感情を味わうのはとても大切なことですが、感情に長い間とらわれ過ぎると病気になります。
怒りすぎると気が上がって巡らなくなるのでよけいにイライラし、頭痛や不眠、消化不良、吐き気、下痢、便秘、動悸、ひどいと脳卒中などが起こります。
喜びは一見良さそうですが、たとえば宝くじに当たって喜びすぎてヒステリー状態になって眠れないとか、気がゆるんで集中力が低下したり、不眠や不安など精神に影響が出たりします。
心配しすぎたり考えすぎると、消化吸収が悪くなって胃がシクシクします。
せっかく食べても栄養にならないので、痩せてきたり、ひどいと胃潰瘍になったりも。
悲しみすぎると、肺を傷つけ咳や喘息などの消化器系の不調、アレルギーなどを引き起こします。
驚き過ぎると腎を傷つけ、白髪や抜け毛、腰痛、膝の痛みなどの老化現象が急速に進んだり、性機能の減退など
また五臓には相生・相剋の関係があり、
たとえば怒り過ぎると「肝」の働きである疏泄が滞り、「脾」を抑圧するので食欲がなくなります。
そして「肝」は左隣りの「心」の親なので、不眠になったりします。
どの感情が強いかは生年月日で傾向が出たりもしますが、普段の食生活も影響があったりします。
身体は食べたもので作られているので、食で感情もコントロールが出来ます。
なにごともバランスが大事。
人間なので、時には悲しくて泣きたくなったり、不安に押しつぶされそうになったり、怒りが収まらないときもありますが、そういうときは無理に自分の感情を抑えようとしないで、まず深呼吸。
それから、何か温かい飲み物を取ってください。
イライラしたときは、ペパーミントティーを飲んだり、お蕎麦や柑橘類、ニンニクやラッキョウなどの気巡りを良くするものを食べたり、脇腹を下に摩ったりすると落ち着きますよ。
ストレス別の養生法は、またおいおい書いていきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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