- 先日 ちょこっと書いたので、その続きを
- 心も脳も整える! セロトニン呼吸法 (青春新書プレイブックス)/青春出版社
- ¥1,000
- Amazon.co.jp
ストレス、不安…「心」は呼吸法で変えられる!
セロトニン神経が心身に与える影響を研究してきた脳科学者と呼吸法の指導者が、心と脳を整える呼吸法について理論と実践の面から詳しく解説。
一日5分あれば、心はもっと強くなる!
私、世の中で一番大事なのは呼吸だと思ってる。
だって、呼吸できなきゃ死んじゃうもの![]()
座禅で悟りをひらいたのはお釈迦様。
そのお釈迦様が座禅に行きつくまでの道のりは苦しく、世界で最初にストレスとの付き合い方を身もって示してくださった。
ストレスは、仏教の言葉で「苦」
「人生は苦である」と知ったお釈迦様が6年かけてさまざまな苦行を行い、自分にストレスをかけても心の安らぎを得ることができず、苦行をやめて菩提樹の下で座禅をして悟りをひらいた。
この座禅こそ、へそ下丹田を意識する、「セロトニン呼吸法」![]()
セロトニン は、ドーパミン 、ノルアドレナリン とともに「心の三原色」と言われている。
仏教において、克服すべき煩悩を「三毒」というのだけど、これは
【貪(どん)=ドーパミン”必要以上に物を欲しがる心”】
【瞋(じん)=ノルアドレナリン”怒りの心”】
【痴(ち)=セロトニン”愚かな心”】
でもセロトニンは、不痴”愚かでない状態”
バランスが取れている状態。
ただ、何かが欲しいとがんばったり、怒りやストレスもエネルギーになるわけだから、それも必要。
セロトニンが活性化すると平常心をもたらせてくれるけど、快、不快がない生活っていうのも、ぬるま湯に浸かってるみたいでなんだかつまらない![]()
要は、バランスよね。
人間の心に深くかかわっているのは、おでこのあたりにある脳の中の前頭前野。
呼吸を行っているときは、その中の内側前頭前野という部分で、前頭前野のさらに真ん中、眉間あたりの奥にある部分の活動が増えているそうだ。
そしてここが活性化すると、人の心を読み取る力(共感力)が高まる![]()
だから、第三の目って言うのよね![]()
戦後の日本は「ドーパミンの時代」
洗濯機が欲しい、テレビが観たい、車に乗りたい・・・そのために頑張って働いて買ってまた頑張って・・・
でも物質的な喜びはすぐに冷めてしまうから、また買いたくなりの繰り返し。
そこにバブルの崩壊で、お給料は上がらないのに物は欲しい、でも買えない、けど我慢できない、で依存症となる![]()
そこではたと気づく。
「欲しいものを手に入れても、しあわせになれないんだわ
」
そ~なのよ![]()
世の中お金じゃないのよ![]()
物でもないのよ![]()
で、「こんなの要らないわ
」と捨てだしたのが断捨離
![]()
お金や物などの報酬を求める生き方が「ドーパミン的価値観」
人や人の絆に価値を求める生き方を「セロトニン的価値観」
人との絆はセロトニンを活性化させる。
人は、欲しい物はだいたい手に入れ、ある程度満たされた状態になると、まったく違う価値観を持つようになるのだそうだ。
利害関係で結ばれた社会的な人間関係は必要最小限となり、限られた他者である家族や地域のコミュニティを大切にする時代へ。
うお座の時代からみずがめ座の時代よね![]()
セロトニンを活性化させる呼吸法は、丹田を意識する呼吸法。
瞑想ではないので半眼で行う。
このセロトニン神経が活性化すると、覚醒しているときに出るβ波の中にα波が混入してきて脳がリラックスする![]()
抗うつ状態の人なら気分が晴れて元気になり、イライラしている場合は平常心に戻ることが出来る。
セロトニン神経は、睡眠や覚醒、うつ病や気分障害、偏頭痛や下痢、嘔吐、姿勢や歩行の調節など、ほとんどあらゆる人間の関わっている。
それぞれの状態に効果があるということもうれしい![]()
そしてこの「セロトニン心経」を活性化させる方法は、①リズム運動、②太陽の光を浴びる、③グルーミング。
「リズム運動」とは、ウォーキングやジョギング、ダンス、自転車こぎなど、一定のリズムで筋肉の収縮と弛緩を周期的に繰り返す動作のこと。
コツは、「何も考えずに歩く」こと![]()
スマナサーラ長老
の、「歩く瞑想」と同じよね![]()
②の太陽の光を浴びるのは、基本的に朝![]()
朝一番にセロトニン神経を活性化していくと、心と体が覚醒し、仕事や勉強も、はかどる、はかどる![]()
そして③のグルーミングは、ふれあい。
スキンシップは緊張をほぐしてくれる。
そこに「共感」が生まれる。
ペットやぬいぐるみを撫でても良いし、マッサージも効果的![]()
お客様を施術すると自分も気持ちが良いのは、こういうことなのね![]()
いずれも、「気持ちが良いな」というところで止めることが大事。
それ以上頑張ると疲労感が出て、セロトニン神経の活動が弱まる。
このセロトニン効果は、大脳皮質を覚醒させ、自律神経を適度に興奮させ、良い姿勢を保ち、痛みを軽減する。
しかし今は夜型生活が増え、パソコンや携帯の電磁波を浴びることも多くなり、セロトニンが欠乏している人が増え、ウツや切れる人が急増している。
セロトニンが睡眠ホルモンであるメラトニン
を作る材料になるのだけど、電磁波がメラトニンを壊してしまうそう![]()
作者がおススメする法は、メラトニンがつくられはじめる夕方6時以降は、寝るまでパソコンと携帯電話を使わないで、そのかわり朝起きて夕方まであパソコンも携帯電話を使いたい放題。
なんでもセレトニン自体は電磁波の影響を受けないからなのだって![]()
メラトニンは、日が沈んで暗くなってくるとセレトニンから合成され始めるので、このときに電磁波を浴びるとメラトニン不足になって、活性酸素が体に蓄積され、成人病や老化が早まってしまうから![]()
今頃ブログを打っている私は、何も言えません![]()
ま、私は良いけど、日本はヨーロッパと違って電磁波の規制がないから、子供のころから電磁波を浴び続けている子供たちが心配だ。
この本にはいろいろな呼吸法がイラストで描いてあるのでわかりやすい。
やっぱり呼吸が肝心![]()
呼吸を意識することによって生き方が良い方向に変わって行く。
誰でも落ち込んだ経験があるけれど、生まれたときから落ち込む心を持っている人はいない。
体の成長とともに落ち込む心が育ってきただけなので、今から落ち込む心の芽を摘んで、落ち込まない心を育てることが出来るはず。
それに役立つのが「呼吸法」
呼吸法で心が静かになってくると、こだわりがなくなる。
こだわりを持ってしまうとそれが苦しみの種になるけれど、もともとこだわる対象に実態がないと気づくと苦しみが消えていく。
禅的発想。
すごいなあ。
座禅とセロトニンの共通点を見つけてしまうなんて
座禅の呼吸法がセロトニン神経を活性化し、脳波を変えて大脳を変容させ、心理状態を変えるばかりでなく、人間性に関わる前頭前野の血流も増やすことがあきらかになったとのこと。
それがタダで出来るのだもの。
やらない手はないじゃない![]()
コツは、「効果を期待しすぎない」こと。
最初から、どんな変化が起こるのか期待していると、かえって本当の効果を実感できなくなるから、ただただ下腹部を意識して呼吸する。
とはいえ、「丹田を意識する」ことが理解できない人もいるらしい![]()
昔は着物を着ていたから、帯や袴やふんどしで丹田を無意識に意識していたんだと思う。
西洋化が丹田の存在を消してしまったのではないかと、私は思っているのだけど、そういう私がなんで丹田が意識出来るかと言うと、高校時代所属していた弓道のおかげなのだと思う。
長時間正座して神経を集中したのが今思えば呼吸法だし、弓を引くときは丹田を無意識で意識する。
「無の境地」というものも味わった。
いまだに「姿勢がいいね」と言われるのも、たぶん弓道のおかげ。
やめてしまったら役に立たないとおもっていたけれど、なんだ、役に立ってるじゃない
全身の緊張をほぐす呼吸法に、「なでおろし」というのがある。
昨日の薬膳学の授業 で、【心の弁証】の中の【心陽虚証】に、「胸悶」という胸が煩わしい感じの症状があり、先生が、
「下にさすってあげるといいのよ~![]()
胸をなでおろすって言うでしょ
」
なんておっしゃっていたのだけど、こちらも、手でマッサージするようにして意識をおろしていく呼吸法。
「ほっと胸をなでおろす」という言葉があるけど、「手を使ってなでおろすことは体の緊張をとくことにつながる」とある。
昨日の今日で、またまたシンクロ![]()