整体仲間の好美さんに誘われて、公益財団法人「モラロジー研究所
」主催のモラロジー生涯学習セミナーを聴きにペガザートへ![]()
「モラロジー」というのは、「道徳」と「学」を合わせた言葉なのだそうだ。
「土曜日セミナーがあるんだけど、空いてる
」
「空いてるよ![]()
どんな内容なの
」
「よくわからないんだけど
」
で引き受けちゃたので、内容は当日のお楽しみ![]()
ペガサートの駐輪場が一台空いてたのはよいんだけど、両隣の自転車が倒れてきて入れにくくて奮闘していたら、知らないおばさまが、「こっち持っててやるから、入れな
」と手伝ってくださった
ようやく入れてお礼を言おうと振り向いたらもう向こうの方まで歩いていて、「ありがとうございました
」と聞こえるように大声だしたら、片手をヒョイと上げて挨拶してくれた。
カッコイイ![]()
そういうさりげない親切が出来る人になりたいものだ。
最初はコミュニケーションタイムで、知らない人と握手して一分間自己紹介をし、じゃんけんをして、買っても負けても引き分けでも、両手を上げてなんでもいいからうれしそうに叫んで
というゲーム。
最近セミナーとかでそういうのしょっちゅうやらされているから、慣れてきた![]()
セミナーの講師は、俣野幸昭 さん。
「未来を開く人間力」
いろいろな有名人や知人のエピソードを例に取って、品性の向上と最高道徳とはどんなものかを説いてくださった。
知っているエピソードも多かったのだけど、それはそれで今改めて聴くことに意味がある。
その中で、松井秀喜さん が、2006年に左手首を骨折し、巨人時代の1993年から続いていた連続試合出場記録が「1768回」で途切れ、124日ぶりに出場したときの感想が、
「当たり前の日々がうれしい。」
だったこと。
怪我をしなければ、試合に出場する、バッドを振るということは日々当たり前のようにやっていたことで、そのことがうれしいとは思わなかった。
松井選手のHP を見てみたら、
「ケガは悪いことばかりじゃない。
このままでは終われない。
もっとすごい選手になって戻って見せる
という強い気持ちがエネルギーになる」
と書いてあった。
何か大きなアクシデントがあったときに、そのことを不運に思うか、それとも何かに気づいて感謝できるかで、そのあとの人生が大きく変わって行くのよね。
それは、松井選手にとっても、私たちにとっても平等に訪れることなのよね。
松井選手は、本当に良い人だと言われているのだけど、そのエピソードのひとつに、ある会社に行ったとき、その会社の運転手さんが松井選手の運転してきた外車に傷つけてしまい、真っ青な顔をして社長室に飛び込んで謝ったら、「車はほかにもありますから良いですよ。」と帰ってしまい、それから数日して松井選手から「心配しなくても大丈夫ですよ」と書かれた手紙とサインボールなどが入った品物が送られてきたそうだ。
松井選手、好きになっちゃいそうだわ
ものごとが順調に進んでいるときには、人は皆「思いやりの心」を持つけども、自分の意志に反すると、「利己心」が生まれる。
その「思いやりの心」と「利己心」は、一日なんと700回も絶えず葛藤しているのだそうだ![]()
「利己心」は、
相手を打ったり責めたりする。
自分が正しいと思うことを押し付ける。
過度に憤慨する。
わがままを通す。
高慢や強情になる。
極端に無理をする。
見栄を張る。
親切を押し付ける。
人を差別する。
自分のやり方や価値観に過度にこだわったり、それを押し通そうとしてかえって仕事の遂行を妨げる。
などの形として現れる。
人間関係が上手くいかずに不愉快な思いをすると、その原因が相手にあると考えて、相手を責めたり恨んだりする。
確かに相手に責任があることもあるが、こちらにも自分の利害や好悪に強くこだわる心が働いていることが多い。
個人レベルの問題から、大きくなると企業の不正や不祥事、世界レベルになると抗争やテロ、そして地球的規模の環境破壊・・・
今の領土問題も戦争も、すべてここが原因なのよねえ・・・
あと、なるほどと思ったのは、
「夫婦のいさかいはささいなことから」
愛情のボルテージが下がると、許せる範囲が狭まる。
なるほどね~![]()
そして、「祝婚歌」の一節も。
二人が睦まじくいるためには、
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだ
うそぶいているほうがいい
正しいことを言う時は
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
これは、夫婦間だけじゃなくて、友達にも通じること。
すべての人間関係を円滑にするヒントだわね![]()
そしてもうひとりの講師
「伊勢の風を感じる会 」でお世話になった、(株)KAZ企画 の田島和子さん。
イベントの企画からフラワーショップまで・・というと、なんだかバリバリの実業家みたいだけど、ふんわりと柔らかいイメージで、そしてお声がとてもかわいらしい。
お会いするのは二度めだけれど、覚えていてくださってうれかったい![]()
握手してくださった手がとても柔らかくて、包み込まれている感じがした。
「花・人・命」
田島さんは、お花屋さんになろうと思ったことはなく、友達についていった花屋さんで、お店の人に人差し指で指されて、「あなたは花屋になりなさい」と言われたのがきっかけだったのだそうだ。
人は、とがったもので指されると、「はい」と言ってしまうものらしい![]()
家から遠い花屋さんだったのに、「行きなさい」と言われた場所は、なぜか家の近所。
断る術がなくなり、そこへ10年勤めたのだけど、あるおばあさんの言葉がきっかけで気づきが起こる。
花が命と感じたときに、「フルールさわ」が誕生した。
障害のある子供たちとの出会い
てんつくまん、ロックバンド「おかん」たちとの出会い
みんなが一緒に歌える場所を作りたい。
人とのつながりを感じたときに「GINZAシャル」が誕生した。
ご自分のお母様と叔母様が病に倒れ、両親、叔父夫婦の4人の介護を経験し、命には限りがあることに気づく。
命の優先順位、思いの優先順位は![]()
感謝を、恩を返すには![]()
命に感謝したときに、「ディサービス 美穂の家」12月オープン。
こう書くと、すんなり目の前に来たレールの上に乗ってらっしゃるようだけど、実行力、決断力、そして信念が強い。
そして素直。
疑いを持たずに、ポンッ
とやっちゃう。
チャンスって、誰にでも無限に訪れていることなのだけど、それを選択するかどうか自分次第だものね。
最初に枠を作り、そこに入ってから、「これも必要ね」「あれも必要なのね」と、資格を取ったりアドバイスを受け入れていく。
これが何事にも、いちばん大事なのかなあと思う。
仕事は志事
「私は私の人生しか歩めない。
でも人の人生を共有することができる。」
「自分がやりたいこと、思ったことをやりたいと思えば
だれかが一緒にやってくれる。」
夢は、自分がいなくても続いていく会社を作ること。
美穂の家のスタッフも、まだスタートもしていないのに仕事を辞めてきたり、自分から名乗りを上げて10人集まったそう。
自分ひとりじゃなにも出来ない。
人の力が大事。
でも人に助けてもらう自分になるには、まず人間力を上げることなのね![]()
おもしろいなあ。
何も知らないで行ったのに、ちゃんと自分に必要なメッセージが用意されている。
今日1日でもいろんなお話が出てきて、聴きに来ている人のそれぞれ心に留まるメッセージは違うと思うけど、でもちゃんとそれぞれが必要なメッセージが届いているんだろうなあ![]()