友人から「萩原隆匡さん、マンカスですって」とのメールをいただいた
マンカスですってえ~
どうしよう、行かなくちゃ会いに行かなくちゃ~と思ったけれど、マチネの日は予定が入っていて行けないわ
劇団四季は、他の舞台と違って、公演中ずっと同じキャストってわけではないので、早く行かないとキャスト変更がされていなくなっちゃっている場合があるから心配なの。
でも都合がつかないんだからあきらめないとって思っていたら、リハーサル見学会のお知らせが
午前中は予定が入っているけど、夜は空いてるわ
ソワレだと新幹線で帰ってこなければならないので出費なのだけど、でもリハーサル、観たい
でも今なんだかんだと入用だし
でもこれが最後かもしれないし
と、自分の中で一応問答を繰り返し、チケットを取ったのが2日前。
しかも、マンカス握手席(たぶん)
夫には、昨日「明日、横浜に行ってくるね」と。
夫は整体学校だと思っているけれど、ウソはついていないから
そりゃ、整体学校にも行きたいけど、午前中予定が入ってるから行けないの
新幹線とも言ってないけど、学校が終わって帰りにご飯食べて鈍行で帰ってくるのと、舞台終わって新幹線に乗って静岡に着くのは同じくらいだから、こちらも内緒っていうことで
リハーサル見学会は、3時50分入場なので、行きはのんびり鈍行で
持って行った本は、
- ザ・パワー/ロンダ・バーン
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
この本は、宇宙で最強の力「ザ・パワー」に関する案内書です。
あなたが夢見る人生は、思っているよりもずっと近くにあります。
必要なのはたったひとつだけ--それが「ザ・パワー」です
「ザ・シークレット 」を読んでいるので、この手の本は必要ないかなと思っていたのだけど、1週間のうちに友達ふたりの家にお邪魔したら置いてあったので、気になって図書館で予約して、ちょうど着たばかり。
冒頭、
「与えるという行為のすべてが受け取るという行為を創造します。
あなたが受け取るものは、あなたが与えたものとまったく同等のものなのです。
人生で与えたものは、必ずあなたに戻ってきます。
それが宇宙の法則であり数学です。」
と書いてあった。
昨日 、八幡神社で大好きな大きな木に抱きついたときに、
「与えて」
って聞こえた気がしたので(妄想かもしれないけど)、ドキッとした
そして私はカメラを与えてきちゃったわけか
本の感想は改めて書く として、横浜駅に着き、駅のトイレに入って外に出てしばらくしてから、トイレに傘を置いてきたことに気が付いた
あわてて駅員さんに話して中に入れてもらい、トイレに戻ったのだけど、ない
忘れ物預かり所に寄っても、結局届けられていなかった。
2月に、大雨で傘が壊れてしまったから 、丈夫な24本骨の傘を買ったばかり。
まだその実力を確かめていないっていうのにぃ~
デジカメも、神社にも、そのあと寄った伊勢丹にも警察にも届けられていなかった
なんでしょう二日続けて。
まあ、注意力散漫ってことなのだけど
でも傘はいいけど、デジカメは3年前の金沢旅行から、出雲や伊勢や京都や安曇野や、いろんな思い出がいっぱい詰まっているから、ちょっとショック。
しかし、落ち込むと同じ周波数のものを引き寄せるから、切り替えてなにが私に戻ってくるのか考えないと
あれえ
「ザ・パワー」を今読んだのは、そういうこと~
なにか起こったときは、「振り替え」だと、お客様に教えていただいた。
今日は夕方から大雨で、雷を伴うって言っていたから、無事に家に帰ることが出来るための振り替えなのかしらね~
明日は午前中お仕事だから、何が何でも帰らなくっちゃならないし
大難を中難に、中難を小難にってことかもしれないしね。
人生、常に修行をさせられているんだわ
常にポジティブ、ポジティブに
「きっと、今日は傘が必要ないってことなのかしら」
「そんなわけないだろ~」
と自分で自分にツッコミをいれ(どうも生粋の大阪人の両親の遺伝子らしい)、駅のキオスクで500円傘を買う。
ランチは、ルミネのル・ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット
なんとランチは10時から16時まで。
週替わりのパンペルシュランチ 1,100円
鴨&オレンジ
最初にコーヒーが出てきちゃったのでびっくりしたけど、お代わり自由で回って注いでくれる
途中で、ミュージカル友達のetukoさんから、昨日は萩原マンカスだったとのメールをもらってホッとする
なんたって、萩原さんが出ると思って張り切って行ったのに、突然のキャスト変更に二度ほど泣いてるし
ポスター、しばらく来ないうちに替わった。
キオスクで500円傘を買い、キャッツシアターへ
30分前だというのに、すでに長蛇の列。
中に入り、トイレを済ませて椅子に座ってしばらくして、また傘がないことに気づいてあわててトイレに戻ったら、ちゃんとそのまま置いてあった
もう、ヒモつけて忍者のように背中にくくりつけておきたいわ
そうこうしているうちに、中へ。
すでにリハーサル中。
8列34番に座る。
萩原さんだあ
ソング&ダンス The Sprit 以来、キャッツは、なんと2007年のマンゴ から5年ぶり
ハギーギルの復帰を待ち焦がれていたけれど、マンカスはセリフも多いし、ほとんど出ずっぱりだし、楽しみだわ
ストレートの黒髪に、黒のインナーの上に白いシャツを羽織り、黒のパンツ。
素顔だから、萩原さんと芝さんと武藤さんしかわからないわ
ダンスキャプテンは大口さん。
ジェリクルソングのところだったかな
円陣になっていて。
そのあとに、芝さんが、キャスト変更で新キャストが数人入ってきて、自分のパートをしっかり言うことに一生懸命になって、前後が繋がっていないというような話をされて、芝さんの提案でジェリクルソングを振付なしで全員で全パートを歌うことに。
芝さんの手振りが、強弱をはっきり表していて、わかりやすい
「そう、ジェリクル・・・」ってタガーブランコの前まで。
「こういうのも、新鮮でしょ」
そして今度はひとりひとりが自分のパートを歌う。
最初は、マンカスの萩原さん。
「生まれたのかっ」
「か」の力強いこと、力強いこと。
萩原さんって、声こんなに太かったっけ
芝さんが、「流れをつかんでもらってあげる」ということにこだわり、ちゃんとその人のパートを歌ってわかりやすくアドバイスしてあげて、何度か繰り返したあと、最後は振付もつけて。
ここで客席から側転しながら入ってきたので、さっきのダンスキャプテンはカッサンドラの大口さんだってわかったのね
そして当たりはマンカスを中心に集まるところ。
「マンカスは真ん中で動かないでいてくれればいいから。」
「俺、邪魔」
「邪魔じゃない」
そりゃ、マンカスいてくれなくちゃ、困りますって
時間が来てみなはけたあと、質問コーナー
司会者はギルバード役の新庄真一さん。
ミストフェリーズ役の永野亮比己さん
ランパスキャット役の高城将一さん
タントミール役の高倉恵美さん
ジェミマ役の斎藤舞さん
マチネとソワレの間には化粧は落とすのか、食事はするのか、どう過ごすのかの質問には、
食事は全員取るそう。
永野さんは汗でお化粧がほとんど取れてしまうので塗りなおすそう。
筋肉が緊張するので休めるために寝るとのことだったけれど、高倉さんは寝ると起きられなくなるから寝ないとか。
シンガーの方は寝ると声帯がもとに戻らないから寝ないらしい。
衣装はどうしていますかの質問には、
6枚あって匂いが気になるときにはファブリーズ。
確かに、回転席のときにケモノの匂いがするときがある
あれだけ踊っていれば、汗もハンパないものね。
アームウォーマーは乾くのが早いから洗うとのこと。
最初、高倉さんが聞かれたのだけど、
タントは毛がツルツルでアームウォーマーがないのよね。
楽屋に乾燥機と洗濯機があるそうです。
カツラはドライヤーとファブリーズ。
どういう風に衣装を着るのかの質問に、
斉藤さんと新城さんが「こんな感じで・・・」と状況説明しかけたのだけど、高倉さんの「これは皮膚だから」のひと言でジ・エンド。
確かに、ディズニーランドのミッキーたちと一緒よね
付き合うならだれ異性でも同性でもの問いには、
永野ミストは「タガーだんぜんタガー」
「メス猫は」
「タガー」
そんなに好きなのね
高倉タントは、「ラブラブなギルバード」
新庄ギル「じゃあ、俺も」
斉藤ジェミマは、「ラブラブなランパス」
高城ランパスは「じゃあ、ぼくも」
てな感じで
初めて観たミュージカル、印象に残ったミュージカルはの質問に、
新庄さんは大阪で観たキャッツが印象に残ってるそうで、その舞台に高倉さんが出演なさっていて、今一緒の舞台に立っているという、なんとも奇跡的な体験を
ここで時間になったので、いったん劇場の外へ。
公演の感想はのちほど・・・