今日は私立高校の試験日。
併願をする姪っ子に、「落ち着いて受けられるように、夜寝るときに遠隔レイキをしてあげるね」なんて言っておきながら、あっという間に爆睡してしまった![]()
でも昨日の暴風雨
も止んで、空はすっきりと晴れ渡り、受験日和
になって良かったわ![]()
静岡県立美術館 の県民ギャラリーに、県内の小中学生の美術・書道の作品展が今週開催されており、下の姪っ子の書道の作品も展示されているというので、妹に誘われ見に行ってきた。
美術館で両親と待ち合わせ、一緒に見る。
絵画や版画、デザイン画、書道、硬筆の、金賞・銀賞・知事賞などを取った作品が壁いっぱいに飾られているのだけど、とても子供が書いたように思えないような作品ばかり![]()
それぞれの感性が違うから、金賞と銀賞の差もあってないようなものだけど、デザイン画なんて1年と書いてあっても中学一年生かなと思うほど上手なものもあって、そのままポストカードにして商品としても通用しそう![]()
こういうのって、持って生まれた感性なのかしらね~。
今開催されている「草原の王朝~美しき3人のプリンセス~契丹展」 を前から見たかったので、入ってみた。
契丹(きったん) とは、、4世紀から14世紀にかけて、満州から中央アジアの地域に存在した半農半牧の民族。
10世紀初頭に現在の中国の北部に帝国を建国し、国号を遼と号したしかし12世紀に入り次第に勢力を強める女真が宋と結び南下し、挟撃された遼は1125年に滅ぼされた。
契丹人の多くは女真に取り込まれ、一部は中央アジアに逃れて西遼(カラ・キタイ)を建てた。
ちょうど日本は平安時代。
壺の丸いフォルムも似ているし、何枚もスカートを重ねて穿く女性の衣装も似ていたりと、共通点が多い。
私は死生観というものに子供のころからものすごく興味があるというちょっと変わった子だったのだけど、その地域や時代の風俗習慣を知るのが大好きだ。
お墓の形や副葬品。
埋葬の仕方や副葬品に込められた意味や、死んだらどうなると考えていたのか・・・等々
ホラーは怖がりだから観られないけど、こういうのは好き。
このポスターの上に映っているのが、謎のプリンセスが眠っていたお棺。
2003年にトルキ山古墓で発掘され、ちゃんと髪の毛も残っていたそうだ。
「こんな顔のお姫様だったんでしょう」とコンピューターで顔も作られており、衣装や装飾品を身に着けた姿を想像するのは、とっても楽しい
3人のプリンセス とは、18歳で亡くなって先に死んでしまっただんな様のお墓に入った陳国公主(ちんこくこうしゅ)。
本妻を自殺に追い込み、次男を皇帝にするために画策して捕まった第6代皇帝聖宗(耶律文殊奴)の元妃(第2夫人)。
そして、このお墓に入っていたプリンセス。
夫婦で埋葬されるのが一般的なので、このお墓に入っていたのはいまだに誰なのかわかっていないそうなのだけど、契丹の建国者の妹のユルドゥグ公主ではないかと言われている。
この時代の高貴なお方は、亡くなると遺体を銀の鎖で包み、顔に黄金のマスクをかぶせて 樹葬にした。(真ん中の写真)
調度品のまた美しいこと![]()
大きな梅干しみたいなメノウの首飾りに、耳が伸びちゃうんじゃないかと思うほどの大きくて重たそうな耳飾り。
メノウや琥珀や金、水晶で出来たアクセサリーの数々。
鳳凰をかたどった簪の美しいこと![]()
水晶でできた腰につける携帯用の杯、黄金の冠、宝石がちりばめられた黄金の鏡箱。
馬にも、宝石がいっぱいついた飾りを着けて、その当時の輝きを想像して馬に着けると、うっとりする
7人の賢者を意味している珍しい7角の杯や、鳳凰や龍、オウム、獅子・なんとかという深海魚などの縁起の良い絵や彫刻を施した銀や磁器や陶器の壺やお皿も美しい。
青竜・朱雀・百虎・玄武の四神(しじん)の木製が、玄武の背中が半分無くなっていただけできれいに残っていたのが印象深かった。
唐草文様や花文様等々、ずっと眺めていたかったけれど、11時半も過ぎたので後で半券を見せて入ることにし、先にお昼ご飯。
美術館内にあるレストラン「エスタ」へ![]()
Aランチ 本日のスープ・スモールサラダ・メインディッシュ・プチデザート・コーヒーか紅茶がついて、1,050円とリーズナブル![]()
メインは、若鶏のクリーム煮・海老のフリッター
子供や夫のいないまったくの家族4人の水入らず。
独身のときでも大人になるいろいろ忙しくて、と家族で出かけるなんて滅多になくなってしまったので、ほんとうに久しぶりで、これも親孝行のうちかなと思う。
駐車場に戻り、父の町内旅行のお土産や母が作ってくれた煮物をもらって見送り、再び美術館へ。
もう一度「契丹展」をみたあと、ロダン館へ
ここは、フラッシュを焚かなければ写真を撮ることが出来る。
カエルかと思ったら、考える人の折り紙
今ちょうど特別に「地獄の門」の前に櫓が組まれていて、近くまで寄って見ることができた![]()
ふだん見にくい高いところをじっくり鑑賞しようという、「やぐらプロジェクト」なのだって![]()
ここの人体像の多くは、のちに単体として取り上げられて独立した作品になっている。
中央の考える人の頭の上の、フリーズって呼ばれる場所には頭部の列があり、左隅の上半身をのけぞらせた彫刻は「アデルのトルソ」
右隅は「鼻のつぶれた男」の縮小版。
その上にはキリスト受難の象徴であるいばらの彫刻。
フリーズというのは、西洋建築では建物入口の上部、まぐさ(横木)とアーチによって区切られた部分のことで、「地獄の門」ももともとは建物の入り口として想定されていたので、扉の上にこの部分が設けられているのだそうだ。
考える人の左側には女性とダンスする骸骨
「死は誰にでも訪れる」という意味だそうだ。
その隣には角の生えた悪魔
左手を差出し人々を地獄に誘い、その横には形さえはっきりしないたくさんの死者や亡者が右奥の闇から湧き出て、左上から右に流された女性が衝突して崩れ落ちているのがみえる。
ふだんは下から見上げているので、陰になったり、考える人の後ろ側も暗くて見られない。
近付かないとふだんわからないものばかりだから、ものすごくラッキー
「考える人」も、下から眺めると小さく見えるけど、なんと高さ70センチもあるのですって![]()
今回は、普段見ることの出来ない、地獄の門の裏側の扉が開けらて、覗けるようになっている。
横に櫓が組まれていて、広背筋・脊柱起立筋・腹斜筋の様子がありありとわかる![]()
「やぐらプロジェクト」は12日まで。
いつもと同じ値段でこんなに細かいところまで眺めることができて、思わぬところで思わぬ収穫
満月も、とっても綺麗だったわ~










