昨日 に引き続き京都寺


朝食付きプランなので、バイキングナイフとフォーク

「あれ美味しそう」「これも美味しそう」「これ、美味しい」「私も取って来よう」なんて朝から賑やかに、何度も行き来してお腹いっぱい食べる。

楽しそうな母を見ていると、私も楽しい。

こんな風に母を眺めたことは、今までなかったような気がする。

ふたりが会うのは4年ぶりくらいで、母と叔母は9歳離れていて、叔母が学生時代にもう母は結婚して家を出てしまっていたし、一緒にこうやって旅行することも初めてなので、積もる話もあるだろうし、友達とはまた違った楽しさなんだろうなあと思う。


チェックアウトして荷物を預かってもらい、東寺 へホテルからぷらぷらと歩いていく。

雨も上がり、昨日とは打って変わって暖かくなった。

国立博物館の「空海展 」で立体曼荼羅をみた。

それも感激したけれど、正規の形で置かれている仏像をぜひともみたいと思った。


ちょうど秋期特別公開 が始まったばかりニコニコ


金堂 には薬師如来さま

台座には、十二神将(しんしょう)がぐるりと居並んで支え、お守りしている。

両隣に、日光・月光菩薩を従えている。

十二神将は、薬師如来を守り、願いを叶える存在なのだそうだ。

「日光・月光菩薩って、ここにいらしたのね目

と思ったけれど、NHKで見た「日光・月光菩薩 」とは、なんだかちょっと雰囲気が違うみたいだわと思っていたら、あちらは薬師寺 だった汗

そしてこちらは講堂

かの、立体曼荼羅がドキドキ


パナリののほほん日記2


入ったとたん、博物館とは迫力もエネルギーも違った。

博物館へはきっと魂抜きをして動かすのだろうし、どうしても工芸美術品として見てしまう。

ここでは、信仰の対象。

頭の上から、ヒューッと突き抜ける感じがするスパイラル

場のエネルギーと、きっとこの配置も角度も、宇宙的に完璧なのだと思う。

恐れ多くて、決して胸の筋肉がなんて言えないからあせる

そしてあの、端正なお顔立ちの帝釈天さま ラブラブ

お土産のポストカード、人気ナンバー1だったアップ

もちろん私も買ってきちゃった好き

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五重塔

新感線からこの塔をみると、京都に来たなあと実感する。

心柱は大日如来。

その周りを、四尊の如来、八尊の菩薩が囲んでいる。

扉が龍の絵だった。


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ここだけしか食べられないという、桑の葉入りの生八橋と金箔入りの梅茶をいただき、空海さんが住まわれていたという御影堂 にお参りし、


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秋期特別公開している宝物殿 へ。

6メートルもある千手観音菩薩さまが圧巻だった。

その前に座って眺めていた母が一言

「仏様眺めていると、自分の悩みなんて小さいなあと思えてくるわ」

ごもっともにこ


門を出ると


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たくさんの亀さんと鯉がお出迎え。

後ろに見える高校は、佐々木蔵之介さんが通われていたという洛南高校。


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この橋を渡って、こちらも特別公開の観智院

枯山水のお庭を眺め、宮本武蔵が描いたという鷹と竹林の絵を眺め、縁結びの仏様の愛染明王と五大虚空菩薩を拝む。

愛染明王のひとことみくじを引いてみたら、「」だったドキドキ

こんなかわいい端切れのお守り袋に入っている。


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じっくり眺めて、もうお昼晴れ

門を出るとすぐにバスが来たので乗り込み、京都駅で乗り換えて祇園へバス

先にお昼を食べようと言うことになり、でも朝がっつり食べたのであまりお腹が空いていなくて、お蕎麦屋さんへ。

四条通りの「ぎおん家」

またまた大好きなきつねうどんニコニコ


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そして錦市場 をブラブラと

静岡は市場がないので、こいういうところを歩くのが楽しい。

丹波の栗ね栗

母に栗を買ってもらい、ごまとよもぎの生麩を買った。

わさびじょうゆでもいいし、焼いても煮てもお味噌汁の具にしても美味しいけど、私はきなことお砂糖でお菓子のように食べるのが好きニコニコ


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ヤガラ、大きい!!

確かに海の中で見ても大きいわあせる

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時間は2時を過ぎ、高台寺 建仁寺 の両方は行かれそうにもないので、高台寺へ。

歩いて行こうかとも思ったのだけど、母がお茶のお稽古を長年やって立ったり座ったりして膝を痛めているので、でタクシーで高台寺まで。

思ったよりも坂の上にあったので、タクシーで行って良かったわ苦笑


秀吉の正室ねねが、秀吉の菩提を弔うために建てたお寺。


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お庭が美しい。

あとひと月もしたら、紅葉が見られそう。

この上のほうにある建物にねね様の像が祀ってあり、その下に土葬にされて眠っておられるのだとか。


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お庭に龍がビックリマークとびっくりしたら、夜間拝観のライトアップ用。

目と手に電球が入っている。

昨日も夜間ライトアップがあったみたいだけど、あの雨では歩いてくるのは無理だったわ。


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ここから急な階段を登るので母と別れ、叔母と上まで。

二階建ての茶室。


パナリののほほん日記2

こちらも茶室。

伏見にあり、船で中まで入ってこられたのだそうだ。


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下に降りると母がお茶を飲んでいたので、わたしもねねわらびをおだんご。

抹茶あん、白あん、黒あん。

歩き疲れたので、甘いものがちょうどよいわニコニコ

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下までゆっくり歩いて行き、京都駅行きのバスに乗ったと思ったら、京都駅に行かないと言うので次で降ろしてもらい、次のバスで京都駅へDASH!

不安になって叔母が近くの叔父さんに聞いてくれたおかげ。

ホテルに荷物を取りに行き、叔母と駅で別れて新幹線で帰ってきた。


結局二か所しか回らなかったけど、思いのほか楽しかった。

ひとりだったらもっとガンガン回れたのだけど、母の歩調に合わせたこのゆっくりさが心地よかった。

母も心底楽しんでいたことが、うれしかった。

母のことを大好きだなあと思ったし、愛おしいと思った。

母の大阪弁も久しぶりに聞いた。

子供のころに聞いていたこの言葉の感じが、やはり私は好きなのだなあと思う。

自分の知らない子供のころの自分の話も聞けて、「私ってこういう子だったんだなあ」という新たな発見もあった。


叔母が母に

「そんなに自分のことの以上に、人のことを心配しなくていいから」

と言うのを聞いて、私も友達に同じようなことを言われたのを思いだし、これは母の遺伝なのだわと思った汗

母にいつも

「すべて起こることには意味があって、それもその人の学びなんだから、人のことより自分のことを考えればいいじゃない。」なんて言ってるくせに、私も同じだったわ困る


叔母の死は哀しいけれど、でもそれがなかったら、こうやって母と一緒に旅行することもなかったかもしれない。

母のお茶の友達は高齢になってあまり旅行に行かれなくなってしまったし、かと言って年下のグループに入って気を使われるのも嫌だと言う。

娘は気楽。

お葬式の日に父と来ていたら、叔母と旅行することもきっとなかった。

母のことを、こんなふうに思うこともなかったかもしれない。


人は死んだときに、誰かをつなげる役目を持っているのかもしれないね。

若い時には少々うっとおしかったりする血縁の絆が、こんなに大事だったんだなあって気づかされるのは、やっぱり身内の死なのよね。

だから死は決して意味のないことではないのだなあと思う。

そういうふうに思うことによって、少し心が軽くなるのかもしれないけど・・・