毎日楽しみにしているNHKの連続テレビ小説おひさま
おひさまは天照大神
今の日本を照らしてくださいね![]()
安曇野の美しい風景、美しい日本語、お互いを尊重する思いやりの心。
日本に生まれて、ほんとうに良かったと思う。
お互いが敬語で話すと、日本語というのはなんて美しいのだろうと思う。
「はい」じゃなくて「ええ」とか、お父さんに向かって「ただいま帰りました」「おかわりないですか?」などなど。
食卓でちゃんと正座して、お父さんが箸を取って初めて子供たちが箸を取るとか、お箸を置いて人の話を聞いたり、受け取るときに「ありがとう」と言ったり。
しつけは、家庭からなんだなあということがしみじみわかる。
ひとりひとりが、ちゃんと立ち位置があって、自分の役割を果たしている。
私は、どの時代に生まれたかったかと言えば、明治の終わり、大正から昭和初期の、本物の美しさがあった時代に生まれたかったんだなあ。
現代の陽子が、
「世の中の雰囲気は、どこかシャンとしていた。
戦地に行っている人がいるのだから、どこか自分たちもシャンと生きていなければいけないんじゃないかと、自分たちの背筋が伸びていたような気がするわ」
と言っていた。
凛とかシャンとか、なぜか子供のころからそんなふうに生きたいと思ってた。
自分を信じて背筋を伸ばして、媚びない生き方をするのが理想。
今週は、二男の繁樹が、海軍飛行予科練習生を受けたいと父に申し出る。
きちんと膝に手を置いて正座をし、
「お父さん、お話があります」
と切り出す。
予科練に行くということは、この国を守るということ。
それは、お父さんや兄さん、陽子を守るということ。
でもそれは、死に一番近い場所に行くということ。
お父さんはそれをじゅうぶんわかってる。
でも、頭ごなしにものを言わずに、
「どうしてそう思うのか、ちゃんと説明してみなさい。」
と、息子の意見をしっかりと聞いてあげたうえで、
「どうかお国のためにがんばってください。」
と息子に頭を下げる。
こうやって、この国を守ろうと散っていった人たちが、いったいどのくらいいるのだろう?
先日、やはりNHKBSで
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を観た。
我が家に日本文学全集があり、小学生のときに本を読んだ。
美しい小豆島の風景、言葉。
母親が好きで子供のころよく歌ってくれた、童謡や唱歌の美しい歌詞や旋律。
高峰秀子さん演じる大石先生が怪我をして学校を休んでいるため、小学一年生のあどけない子供たちが会いに行こうと相談し、歌を歌ったりじゃれあったりして先生の家まで歩いていくのだけど、幼い足取りでは道が遠すぎて、だんだん心細くなり泣き出す子もいて、途中くじけそうになりながらも、みなで励ましあったりして、やっと先生に会った時には大泣きして、ほんとうにかわいらしかった。
20年もの長い物語。
海の色も、山の姿も、そっくりそのまま、昨日につづく今日であったが……。
と途中クレジットが入るのだけど、どんどん戦争は色濃くなっていく。
貧困のために学校に行けなくなって奉公にだされたり、事業が傾いて家を出ることになったり、不治の病になったり、女性の立場の弱さゆえ進学できなかったり、自分の力ではどうにもならない過酷な人生を生きた子たちもいるなか、成人して男の子たちがお国のためにと戦争に出かけていく。
胸を張っていく子たちを、先生は反戦を訴え校長先生にたしなめられる。
ご主人も戦死し、教え子たちも戦死したり失明したりして帰ってくる。
この映画は、戦闘シーンがまったく出てこない反戦映画。
戦争は、なにももたらさないと思う。
でもこうやって、「お国のため」「家族のために」と、命を懸けてこの国を守ろうとしてくれた人たちのおかげで、私たちは今を生きていられるのだなあと思う。
転生って、だいたい40年くらいですると聞いたことがある。
今年で戦後66年。
だとしたら、この未曾有の時代
二十歳を過ぎてちょうどこれからの日本を背負って立つ年代の人たちが、彼らの志を受け継いでいるのかもしれない。
ああ、なんてすごいことなんだろう。
それに、この大型連休。
被災地にボランティアに行く人が倍増して調整を取っているのだそうだ。
即席みそ汁や仮設住宅の壁などを作る会社が、休日を返上して機械を動かしている。
日本はまだまだ大丈夫。
私たちは、今の時代を見定めるために今生きているのだものね。