台風の影響ではっきりしないお天気。

お客様がすっきりした気分で入られるように、今日の玄関のお香は竹の香りにしてみた。

午後から体文協の社会人大学

今日の講師は博多ラーメンで有名な「一風堂」の河原成美さん

私はとんこつラーメンが苦手だ。

最初に食べたとき、ひどい臭いで腐ってるのかと思ってほとんど残した。

それから敬遠していたのだけれど、一昨年九州に行った時、、

せっかく博多に来たのだからと、一風堂に40分ほど並んで入り、食べたら美味しかった。

全然臭くなく、「ほんとにこれ豚骨なの?」って感じで、博多ラーメンの印象がグングン上昇。

河原さんはTシャツ、パンツの裾を長靴に入れ、赤いバンダナ、首にはタオル、

腰には酒屋の前掛けをして、博多弁を喋る、とってもエネルギッシュで親しみやすい方だ。

今50歳。45歳の時に会社の仕事以外に3つの決め事をされたそうだ。

1つは会社発行の「力の源通信」を2ヶ月に1回、10年間出し続けること。

2つ目は年に1冊、10年で10冊本を出し続けること。

3つ目は年間10回講演をすること。

おかげで今日私は講演を聞くことが出来る。

「感謝のはじまり」は、生んでくれてありがとうの、「ありがとう」だと。

「僕はラーメンを作っているんじゃなくて、ありがとうを作っているんです。

ありがとうを茹で、ありがとうを丼にいれ、ありがとうをお客さんに出しているんです。」と仰る。

「ありがとう」というのは、感謝がいっぱいつまっていて、

言われた人をもしあわせにしてくれる、とても素敵な言葉だ。

私は「どうも」や「済みません」を言う代わりに、なるべく「ありがとう」を使うことにしている。

そうすると、1日何十回も言うことになり、怒っていると「ありがとう」と言えないので、

心が穏やかになるような気がする。

なかなか母親には「生んでくれてありがとう」とは、照れが先に来て言えないが・・・。

また、気がついたら泣いていた。飾らない、真剣な言葉が胸に響くんだろう。すごい人だ。

講演終了後、「風のつぶやき」という本を買い、サインをしてもらった。

一風堂のラーメンを食べて豚骨の概念が崩れた話をしたら、白丸か赤丸か聞かれた。

私が食べた白丸は臭みを消して女性も食べやすいようにさっぱり仕上げてあるとのこと。

そうかあ、じゃあやっぱり、他店のトンコツラーメンは食べられそうにないかも?

本の背表紙に、皆それぞれ違うのだけれど、私のは「意思有レバ道有り」と書いてくださった。

成功した人の言葉はパワーがあるから、くじけそうになったらこれを読もう。

河原成美さんに出会えたことに、感謝!