9月3日(金)に3回目の夢リンクが終了しました。
下書きは8月に完成してたものの、アップするのに少しとまどいを感じてましたが、
社長&夢リンクメンバーの方々に背中を押してもらい、アップすることにしました
長くなりますが、お時間あるときにでもお付き合いいただけると嬉しいです
夢リンクの『自分の成長』で「イタリア語検定5級に合格する」という目標を掲げました。
その目標に近づけるためにも、8/7夜~16までのお盆休みを利用してイタリアへ行ってきました
(年末年始にフィレンツェに行ったときに触ったポルツェッリーノの鼻 のご利益あり??)
今回の目的は【イタリア語の上達】と【自分自身の成長】です。
イタリアへ行くのは今回が4回目でしたが、1人で行くのは初めてで楽しみと不安が入り混じった変な気分で旅立ちました
目的地はウンブリア州にあるトーディという街。
ウンブリア州はイタリアの緑のハートと呼ばれてて、その名の通りハートの形をした緑豊かな州です。
その中にあるトーディという街は高台にあるものすごい田舎街。
でもイタリア語を勉強し、イタリアの生活を経験するには最適な街だとイタリア語学校の先生のお勧めでこの街を選びました。
最初はものすごく不安でしたが、ものすごくいい出会い・いい経験ができました
この場を借りて報告させていただきます
関空から9時間かけて経由地のドバイへ。
ドバイには現地時間の夜中の3時半に到着したものの、夜中の3時半なのに気温は34℃もありました
4時間待って飛行機を乗り継ぎ、5時間かけてローマへ到着。
2時間バスの到着を待ち、1時間半かかって最終目的地のトーディへ到着しました。
到着するのに約20時間
トーディのあるウンブリア州は景色がすごくキレイと聞いてたのでバスからの景色を楽しみにしてたものの、
疲れで寝てしまい起きたらトーディでした
眠気マナコでバスを降り、運転手さんとバイバイしたものの、周りは大きな1本道に小さなガソリンスタンドがポツンとあるだけ。
本当にここがトーディなのかどうかもわからなくて急に不安で心細く
でもその直後にホームステイ先のおばあちゃんが迎えに来てくれてものすごく安心しました
バス停から街までは車で10分ほど
ホームステイ先までの短いドライブでしたが、高台へ上がっていく道のりの景色はとてもすばらしかったです。
時刻は20時前でしたがまだ夕方みたいに明るくて、夕焼けがどこまでも続くかのような平野を照らしてる景色は日本では考えられないような景色でした。
ホームステイ先に着くとお互い自己紹介。
ルチッラというかわいらしいおばあちゃんで普段は1人暮らし。
さっそく2人で夕食を食べました。
その後部屋やお風呂を案内してくれてその日は就寝。
イタリアでの生活が始まるかと思うとワクワクしました
2日目からは学校へ
初日は8:45までに学校に行くようにと言われてたけど、少し早めに家を出て街を散策。
家から学校へは徒歩5分という好立地。
学校の場所を確認してからいろいろ散歩してました。
朝早くから街中のカフェでは地元の人たちがエスプレッソやカプチーノを飲みながら談笑。
もちろん全部がイタリア語なので話してる内容までは全部理解できなかったけど、イタリア人らしい明るい笑顔や話し方で「ほんまにイタリアに来たんやなぁ」ってこのとき初めて実感しました。
『5日間、勉強がんばろう』そう決意していよいよ登校。
第一声の『Buon giorno(おはようございます)』がめちゃくちゃ勇気いりました
みなさん明るい笑顔で歓迎してくれて、クラス分け・教室の場所・先生の紹介・gita(遠足)の案内など、一通り説明してもらいました。
クラスは私を含めて2人。もう1人も日本人の女の子でした。
お互い自己紹介をして授業開始。その子は1歳年上で東京から3ヶ月間留学に来てる子でした。
文法1時間→15分の休憩→会話2時間。
毎日10時から13時までの授業は毎日が新鮮でとても楽しかったです。
特に会話担当のフランチェスカ先生はとても明るく、パワフルで2時間ずっとしゃべりっぱなし。
昨日何してたか、から始まり、2つの例を挙げて私はどちらが好きかっていう意見を述べたり。
いつも片手に辞書を引きながら、時には身振り手振りのジェスチャーを加えながら自分たちの意見をがんばって述べてました。
授業が終わった頃にはまるで頭脳よりも体力を使ったようにヘトヘトになってたけど、
とても楽しい授業でした
授業2日目のフランチェスカの第一声は「カナコ、昨日テレビ見た?」でした。
見てないよって伝えたら
「テレビで京都が紹介されてたよそれを見ながら、明日カナコとこのことをしゃべろうって思ったの」
と、言ってくれました。
わずか2日目の私に対してのこの気遣いというかあたたかさにとても感動したし、とても嬉しかったです
毎日授業が終わってからはもう1人の日本人学生(2歳年上)の子&他のスペイン人の女の子&フランス人・スコットランド人の夫婦留学生たちとみんなで学校のすぐ近くのピッツェリアでペチャクチャしゃべりながらの昼食
(もちろん全部がイタリア語)
ヨーロッパの人はよくしゃべると聞いてたけど、みんな本当によくしゃべってました
逆に日本人は文法を気にしてしまったり、単語力が弱かったりで、ヨーロッパの人たちと比べると会話力ではどうしても劣ってしまうらしい
代わりに筆記テストをすると日本人にはかなわないんですって
その話の通り、私たち日本人3人は他の3人の会話についていくのに必死でした
ちゃんとわかる範囲で会話にも参加してましたが、やっぱりヨーロッパの人にはかなわないなー。
言葉がわからなかったらお互い質問しあったり、お互い教えあったり。
『GITA(ジータ)』とは、イタリア語で『遠足・小旅行』っていう意味です。
学校では月曜日から金曜日まで日替わりで授業が終わった午後にGITAが開催されます。
もちろん有料で希望者のみの参加。
私がいた週は
月曜日→コミュニケーションパーティ
火曜日→オルヴィエートへの小旅行
水曜日→マルモレへの小旅行
木曜日→イタリア映画鑑賞
金曜日→グッビオへの小旅行
が開催され、私は水曜日のGITAに参加しました。
その前の日の火曜日、授業が終わってから1人で高速バスに乗ってペルージャへGITAしてきました。
ペルージャはもともと日本人には知られていない街でしたが、中田英寿選手が初めてセリエAで移籍した都市ということで一気に知られたそうです
トーディから高速バスで1時間半でペルージャ着。
トーディ同様、ペルージャも高台にある街なので、高速バスのバス停から中心街まではエスカレーターに乗って上がります。
このエスカレーターの施設も何か中世の歴史を感じる建物でものすごく趣がありました。
トーディに着いてまだ3日目にもかかわらず、すっかりトーディが体になじんだのか、ペルージャの都会っぷりに少しビビッてしまいました
でもペルージャの町並みもものすごくきれいで、通りでは歌を歌う人や楽器を演奏する人などがいて、イタリア人の陽気さと温かさをそのまま街にしたような感じでした。
ペルージャに着いてからは有名な国立ウンブリア博物館に行きました。
切符売り場の人に「あなた何歳?」と聞かれたので答えると「子供かと思ったわ」と言われました
「じゃあ子供料金でいい?」って聞いたら「それはダメよ」って言われました
こんな他愛のない会話でも、イタリア人と会話できるのが楽しかったです。
博物館を出てからは、ジェラートを食べながら街をブラブラしたり、ジェラート片手にオレンジ色で有名なウンブリア鉄道を見にサンタンナ駅に行ったり
残念ながらオレンジ色の電車は見れなかったけど、かわいらしい小さな駅の姿や、小さな駅にもかかわらずちゃんとバールがあってみんなエスプレッソを飲んでるイタリアらしい姿が微笑ましかったです。
18:20発のトーディ行きのバスに乗車
10歳以上年上のイングランド人の同級生エドワードが偶然同じバスだったのでいろいろ話しながらトーディに帰ってきました。
トーディに着いたのは20時前だったにもかかわらず、まだまだ明るくて夕焼けがとてもキレイでした。
なので途中でエドワードにバイバイして1人で夕焼けのトーディの撮影会
1つ1つが本当に芸術品のような街だなーって改めて思いました。
そして水曜日。授業が終わってからマルモレへの小旅行へ行ってきました
マルモレ(MARMORE)はテルニという都市にある街で、『マルモレの滝』で有名だそうです。
私も今回初めてこの名前を知りました
マルモレの滝はヨーロッパで1番高い滝で今は水力発電としても活用してるそうです。
半分眠気マナコで移動中の車の中でも寝てたんですが、着いてからはものっすごく目が覚めました
ものっすごい迫力満点でした
165mの高さから落ちてくるあの滝の迫力にはただただ圧倒でした。
入場料を払うと滝の1番上まで階段で登れるようになってて、みんなでヒィヒィ言いながら登ってました。
登るのは疲れたけど、滝の近くを歩くとマイナスイオンの働きのためか、水の音響のためか、気分がめちゃくちゃ落ち着きました。
自然のエネルギーってすごいなぁooo
1番上につくと滝の水がまるで夕立のように降りかかり、みんな一気にビッショビショ
ふと下の方を見てみると虹がかかってて虹より上にいる自分たちに感動しました