畑の写真を撮ってきました。

パナホーム日記 at 福井

今年の秋は何も栽培せずにネマクリーンで養生だけさせようかと思ったんですが、ネマクリーンが強風で倒れてしまったので、半分ほど開墾して野菜を育てることにしました。

にんじん、はくさい、カブ、小松菜の種まきをしました。にんじんは、今度こそうまく発芽させないといけないので、1日3回水やりしてます。

はくさいは芽が出たんですけど、コオロギに食われてしまいまして…。もう一度種まきして、不織布でガードしています。

それと、春に収穫したじゃがいももいくつか植えてみました。秋植えじゃがいもにはもう遅すぎなんですけど、どうなることでしょうか。


っと畑の話は別にして、この前NHKのクローズアップ現代を見てたら大変なニュースを知ってしまいました。今、世界中でミツバチが減っていて、その原因として、ネオニコチノイド系という新しいタイプの農薬が関係してる可能性が高いそうな。ヨーロッパでは今年からこの農薬が禁止になるそうだけど、日本では、実はこの農薬が今も大量に使われているんだそうです。

で、この農薬が、実は単にミツバチが減るだけじゃなくて、結構恐ろしい農薬のようです。

そもそもなぜミツバチが死ぬかというと、この農薬は残留性が高いので、種にコーティングしてやれば、その成分が植物に浸透し、花粉にまで出てくるんだそうです。なので花粉を集めたミツバチが死んでしまうという仕組みのようです。

残留性が高いということは、人間の口にも入ってることになります。

実は最近「減農薬」とかうたってる野菜がありますが、この農薬を使えば農薬の量も散布回数も少なくて済むので、表面的には減農薬になるんだそうです。減農薬で済むのは、つまりそれだけ毒性が強くて残留性も高いからというカラクリがあるようです。

さらに怖いのが、実はこの農薬は神経に影響するタイプなので、人間の脳に影響を与える疑いがあって、例えば妊婦や乳幼児に入ると発達障害(ADHDとか)が起きる疑いがあったりするそうな…。

で、実は日本は、この農薬を大量に使ってる国なんだそうです。ヨーロッパでは今年から禁止になるけども、日本やアメリカは野放しで、しかも日本は大消費国なんだそうな。特にお茶や果物類には大量に使われてるそうな。(ということで、もうお茶はやめて水飲むことにした)

カメムシ退治のために開発された薬なんでしょうが、カメムシだけじゃなくて昆虫類みんな殺してしまうので、例えばトンボなんかも最近見なくなったという話もあります。そういえば去年はうちの畑のラベンダーにクマバチが来てたのが、今年は見ませんでした。

非常にまずいんじゃないかと思いますけど、どうなんでしょうか。

とりあえず、うちはもう乳幼児はいないですけど、なるべく自前で無農薬の野菜を作って食べるのが一番安心かなぁと思います。