ドロンジョ様はワガママです。だってドロンジョ様だもん。

ランチで1時以降に行くと、ナンがおかわり自由なカレー屋さんがありました。

おかわりナンをもらいます。1枚はきついので、半分でお願いします。

そうすると、1枚のナンを半分にカットして持ってきてくれます。店員さんがお皿に半分のナンを載せてくれます。

ナンは、頭としっぽがあります。大きい方が頭。細いほうがしっぽ。私はパリパリ食感がすきなので、しっぽ派でした。

ドロンジョ様に頭が、私にしっぽが割り当てられました。すると・・・

ド「あら、頭のほうが美味しいわよ。ふかふかで。」

私・・・・・(は?こいつ私に交換しろと言ってる?)

ド「ほら、頭はふかふかよ。こっちのほうが美味しいわ。」

私(だったらそっち食えよ)「じゃあ交換しますか・・・」

こんなどーでもいい交換を後輩に強要。これぞ意味不明です。

しかもお願いすらせず・・・交換してくれる?と言われたほうがどれだけ気分がいいか・・・

 

実は、ドロンボー団の人間関係は以外に複雑でした。

ドロンジョ様は新卒でその会社に入ったいわゆる生え抜き。実質一人でこの部署を回してました。

自分が40代になり、そろそろ部下がほしいわーと思った頃に同い年のトンズラーが入社します。ドロンジョ様の上司として。

トンズラーは、大手企業に勤めてた人でした。トンズラーは、大手企業で自分と仲良くしてたボヤッキーを入社させます。

ドロンジョ様はあとから来た同い年のトンズラーが上司であることに納得がいきません。

その矛先は、ボヤッキーへと向かいます。おそらくしばしの争いの後、ドロンジョ様が勝利し、ボヤッキーはドロンジョ様の奴隷と化したものと推測されます。

こうしてドロンジョ様はひねくれ、ボヤッキーの鬱憤はすべて後輩へと向かうようになったわけです。

 

働きだしてから半年くらい経った頃。

段々と私と私の上司であるボヤッキーとの関係性が悪くなります。

まあ、私の態度もいろいろ悪いところがあったかもしれません。

ボヤッキーは手書きを受け入れるよう、これまでのやり方を受け入れるように言います。

ですが、私は全く理解不能です。なんでこうしないんですか?と問いてしまいます。当然、作業はイヤイヤになってきます。

関係性が悪くなると、ボヤッキーのパワハラが始まります。

とにかく、私に仕事をさせません。

一応まだ入社したばかりですから、書類のチェックしてもらう立場です。

他部署から依頼された書類を作成し、ボヤッキーに渡してあるのですが、1ヶ月経ってもチェックしません。

私は、休憩室の内線電話を使って、依頼のあった他部署の部長に電話をしました。

私「もう1ヶ月も前にできてるのですが、チェックしてくれません」

他部「え?なんで?」

私「知りません。チェックしてくれないので、そちらから催促して頂けませんか。」

 

他部署の部長さんは電話してくれて、催促してくれました。

現実問題、急ぎのものだったのですが。

にも拘らず、相変わらずチェックをしません。

何でですかね?自分の評価にかかわると思うのですが・・・