梨状筋症候群 | まことの気になる事!

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整骨院で施術をしていて気になった事やお伝えしたい事は、もちろん日常生活で気になる事(筋トレやストレッチなど)身体の健康に関する事中心に投稿していければと思っております。

梨状筋症候群


 坐骨神経骨盤出口部で傷害されることにより生じる絞扼神経障害をさす。





原因

 腰部、殿部の外傷や長時間の座位(パソコン業務や車の運転など)により梨状筋過緊張状態になり神経を圧迫することなどがあげられます。


病気がみえる11運動器・整形外科P297より抜粋

症状


梨状筋部の圧痛や下肢痛、しびれ、殿部痛といった坐骨神経痛様症状(下肢内旋で症状が悪化)


重症例では総腓骨神経麻痺に伴う歩行障害(鶏歩がみられる。


⚠腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離すべり症などでも下肢痛やしびれがみられるので鑑別が重要。


 施術・治療


梨状筋(股関節外旋筋)の筋硬結や緊張を緩和するために、マッサージやストレッチをおこなう。


長時間座位で仕事や作業する人は、クッションを引いたり、殿部周辺に負担のかからない椅子に変更するなど日常生活の見直し。


改善が見られなければ注射や手術適応(クリニックのご紹介しています。)となります。


痛みを感じる方は、まずは日常生活での姿勢の見直しから始めましょう。

大阪市福島区大開まこと整骨院