※お願い※

初めて、ぱんつのこの疾患別記録シリーズを
お読みくださる方は誤解を招きませぬよう
お手数おかけして申し訳ございませんが
こちらの記事」(←クリックでリンク)を
先にご一読くださいますようお願い致します


↓メッセージ変更
(これからも毎度変更予定です)
こちらまで読んでくださってる方々へ
いつも本当にありがとうございます!
とっても励みになります...
ちょいとピッチあげて
最期まで書き上げようと思っておりますが
毎度長文で申し訳なさすぎるので苦笑
どうぞくれぐれもご無理のない範囲で
お付き合いいただけましたら幸いですちゅー
できるだけ写真だけでも増やしていきます




「モルモットの関節炎
2013年11月(7歳3ヶ月)〜



ぱんつに見られた主な症状
・左後肢に力が入らない
・痛みにより全肢を庇う
・歩行障害、起立不能
※以後はわかりやすく「肢」を「足」と記載します



検査(リスク)
触診とレントゲン撮影 

(関節炎は高齢モルに多いので
とくに心疾患持ちなどの場合は
レントゲン撮影時の保定にリスク有)



症状の経緯
2013年11月〜
ある日突然、
左後足に力が入ってないようだったので
B病院にて受診
レントゲン上では大きな異常はなく
この当時はまだそれほど痛みがある仕草も
見受けられなかったため様子見

2014年2月〜
足腰が弱ったなと感じる
両後足を庇う仕草が時々見られるようになる
それは月日と共に少しずつ進行していった
※ここで軽度関節炎の診断がつく

2015年3月〜
歩行障害が出始め
繰り返し起立不能になることもあった
痛みもかなり強かったようで
とくに症状が出たのは後足だったが
その後足を庇うが故に足裏皮膚炎を併発し
(足底皮膚炎についてもまた別記事で)
最終的には前足を庇う仕草も度々見られた
※この頃には重度関節炎になっていた
(股関節は変形性関節症と思われる症状も)

※もしも検索で辿り着いてくださった方へ
当ブログのこの日付けあたりの記事に
当時のぱんつの様子の詳細は記載しております



最終診断
関節炎(重度)



治療
と言っても加齢に伴う関節炎の治療はなく
対処療法となるようで
サプリや鎮痛剤の処方となった

しかし鎮痛薬は比較的強い薬が多いので
ぱんつには抗生剤の一件から
やはり投薬はB病院の獣医師と相談し断念
2013年夏前に発売されたサプリを
しばらく様子を見てから与えてみることに



ぱんつに投薬サプリ
・OXBOW(オックスボウ)
関節サポート
(動物病院にて2000円弱)
※草食動物にも与えることができる
植物性由来原料のグルコサミンサプリ
{B6F77C9E-59DF-45ED-897E-9A69741DC000:01}



サプリの効果
2014年3月から与え始め
関節炎に少し効果があったかなぁ?
という思い始めた矢先、
(関節炎に対してだけのレントゲンの定期撮影は
行なっていないのでぱんつの普段の様子を見る限りです)
ぱんつにとってはサプリによるそれ以上の
重篤な症状を引き起こしてしまったため
半年ほどでOXBOWサプリの投与は中止した
(※成分に問題があったというわけではなく
おそらく高齢故のぱんつへの投与方法が
症状の引き金になったのだと思われます
これについての詳細もまた別記事で)



飼育環境の見直し
{D7435316-D944-456E-8F0B-5ADA44B28F4A}
いつものようにハウスに飛び乗るが
乗り切れずに落ちることがあったので
かわいそうだったがハウスを一旦撤去

{0728BF45-B41C-44E5-9D46-94BFB6B2B664:01}
フリース毛布のみでしばらく過ごす

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そして登場したのがあのピンクさん笑


そのうちピンクさんの段差も上がれず
足を引っかけるようになったので
もうさすがに飛び乗らないであろうと

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一旦ハウスを戻す
ハウスの入り口が丸だったので下を少しカット
夏もフリース毛布を敷いていた
(フリース毛布以外は全部誤食するので苦笑)

{36AF99BD-C2D7-41DD-8A14-B56BDB8CBE51:01}
歩行障害が出始めてからは
ハウス入り口をさらに大きく拡げた


足の痛みが強く出始めた頃からは
全面に段差なくフリースを敷いた
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しかし、また体調を崩したある日から
ハウスを断固拒否するようになる

その後、出し入れして様子を見たが
やはり一切入らなく
全力で嫌がって避けるようになったので
{C52E3B4E-35EE-4CE7-B59D-20FE50CD022B}
ついにあの何もない平面住まいとなった

足底皮膚炎が完治し
上の切歯が無くなり誤食できなくなったので
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最終的にはペットシーツに変更
(出来るだけ足裏に優しい
表面が柔らかめのシーツにした)



運動制限
モルモットは体型的にも
平行運動に比べ上下運動の方が
足腰に負担がかかると思われる

ただぱんつの場合もそうだったが
症状が軽度の時は
自ら上下運動を止めることはなかった

そうなるとかわいそうだが
こちら側が乗るものを撤去するなどの
制限をしてあげることも必要に感じた
(若いモルモットさんの場合は
あんまりダメダメもかわいそうだと思いますので
そこまで神経質にならなくても良いかと思われます
ただ高い位置からの飛び降りや
低い位置からでも着地地点は滑らないようになどの
工夫はしてあげると尚良いかなぁ、なんて思います)
↑ちなみに私自身はぱんつが若かりし頃には
床材やそんなことをあまり気にしてやれてませんでした
この時になってから反省する点が多々ありましたので...



体重の維持
関節炎は体重によっても
症状や負担が変わってくるので
個々の骨格と年齢相応の適正体重
維持してあげることも重要に感じた



その後
サプリも鎮痛剤も投与できなくなった
ぱんつの関節炎の症状は
緩和されることなく進行していった
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(関節のレントゲン撮影は寝たきり直後の
C病院で撮ったこの1枚が最後となった)

 

その他
関節炎だけが原因ではないと思うが
(切歯の不正咬合があったのと
単純に高齢動物になると動くのが
億劫になるのもあったのかもしれません)
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2014年11月から
徐々に自力飲水ができなくなり 
(給水ボトル2種つけてみたがだめだった)
重度関節炎の診断がつく直前の
2015年2月からは自力飲水しなくなり
{F77C6BA3-C2F2-44BA-B8A8-A5342F60C5C3}
どれだけ空けても3時間隔での
完全シリンジ飲水のみの介助生活が始まった
(給水ボトルは懲りずにしばらく付けてた笑)



〆はそんなとある日のおぱん通信
{FD3B4BA4-E2EE-497A-813E-2E0DCC6118DF:01}
この頃からおかあちゃんとのありがた迷惑な
べったり生活が始まっちゃったですよ〜


まあそう言わないでちゅーおかあちゃんは
ぱんつがくれたあの時間も幸せだったよ