以前のブログで書いた通り、うちでは漢字は4年生の時に重点的に取り組み、5年生で漢字の要Step1が完了、6年生7月までに漢字の要Step3までを完了させていました。このおかげで漢字問題の正答率が高かったので、6年後半に漢字勉強の時間は設定せずに済ますことができ、大変効果的でした。また漢字学習を先行させることは、英語学習の単語習得と同じで、国語の読解力・語彙の強化につながるので、大変おすすめです。

 

一方でそうはいっても、直前期の合格道やミニ過去問で、漢字や語彙の問題の間違いは発生します。そこで、6年生1月以降は、漢字の書き間違い・読み間違い・語彙不明は、全て書き留めるようにしました。SAPIXの漢字の要Step3の巻末部分には、間違えた漢字を記入するページがあります。書き間違えの例と正しい例を書き出すものです。ここへ漢字等を採点した私が、誤りを都度記入するようにしました。

 

また漢字の問題はどこまでの難易度が出題されるのか今一つ不明な部分があります。また学校によっても出題の仕方がまちまちで、ある程度慣れていないと大量失点リスクがあります。そこで前述したミニ過去問では、この点を意識して、漢字・語彙問題を選び、毎朝10分やらせるようにしました。(前ブログ40分過去問・有名中セット参照)それによって最新の漢字等出題にも一応対応できるようにしました。

 

漢字の復習は大変時間がかかり本人の負担も大きいです。以上の通り、うちは直前期は割愛し、受験の直前日に、漢字の要Step3にリストアップされた数ページをざっと見るだけにとどめました。(これはだいぶ個人差があり、うちの子はもともと漢字が得意だったことも大きな要因です)