2019年11月下旬
急に転院を決めたから、前の病院の診察の予約は入れたままの状態。キャンセルしたほうが良いのだろうけど、元主治医にお礼も言いたい…。

私はインフルエンザの予防接種も受けたかったので、病院のホームページを見てみた。
希望者は、電話で予約をするようにと記載されていた。

電話で事情を話したら、診察予約日にインフルエンザの予防接種を入れてくれるそうな。
診察の予約もそのままで良いと言うので、そうしてもらうことにした。ワクチンも私の分をとっておいてくれるとのこと。ありがたい。


予約当日、この日の病院はとても混み合っていた。

受付の機械に診察券を入れると

『予約は入っていません』の、表示。

なぜ? と思い、もう一度試すもまた同じ表示。


外来窓口で看護師さんに事情を話して調べてもらう。

看護師A おかしいですね。予約がこちらでキャンセルした形跡はないんだけど…反映されていないみたい。誰先生ですか?

私 ○○先生です。今日はインフルエンザ予防接種の予約もしています。

看護師A そうですか。確認するので少々お待ちくださいね。


あれ?もしかして、今日予防接種に来るってこと、元主治医に伝わっていない?
予約を反映させないとか、そんなことできるのって、先生しかいないよね。きっと。


しばらく待つと、診察室に入るよう名前を呼ばれる。


元主治医 ごめんなさーい。てっきり、今日はもう来ないだろうと思って、私が予約外しちゃったてへぺろ

あ、やっぱりね。予感的中。

元主治医 転院のお話も、緊急時のお話もがんセンターから連絡をいただいていますよ。
でも、もう一度会いたいなって思ってたので、来てくれて嬉しいです。今日は診察はナシで大丈夫ですよね。その後どうですか〜?治験は受けられそう?

私 お忙しい時に、すみません。診察はナシで大丈夫てす。私も今日どうしようか迷ったんです。
でも、ご挨拶もしたくて。
治験のお話はチラッと出たのですが、薬も効いているので具体的なことはまだ何も。なんかタイミング次第では受けられるみたいな感じでした。

元主治医 そうですか。それは良かったです。色々と安心ですね。

私 そうですね。先生、先生が病気を見つけれくれなかったら、私今頃どうなっていたかわからない。また動けるようになったのは、先生のおかげです。本当に本当にありがとうございました。耐性とか恐いけど、私、繋いで繋いで、しぶとく生きますね。絶対に。

元主治医 うん、うん。
これからどんどん良い薬が出るから。私も大丈夫って信じています。


元主治医、診察室の入口まで来て見送ってくれた。

感極まって、なんだかちょっと泣きそうに。
先生の瞳もなんだかうるうるしていた。

これからまたお世話になる可能性はゼロではないのだけれど、なんだか名残惜しい気持ちでお別れ。


看護師B 今日は診察はないので、お会計は結構ですよ。このままお帰りください。

私 ……え?インフルの予防接種は?
受付の時にもお伝えしたのですが、事前に電話予約をしています。その時、ワクチンもとっておいてくれるって言われたのですが。

看護師B は?うちは、ワクチンをとっておくとか、そういうシステムではありませんが。来た順番です。

えー(・_・;) そんなぁ。
それじゃあ、予約する意味ないじゃん。

この後、てっきり注射をしてくれると思っていたのに、またしてもトラブル発生。

電話でも外来窓口でも、ちゃんとお願いしたはずなんだけどなぁ。
忙しすぎて忘れられたのかしら。

でも、さっき先生に予防接種をしに来たって言わなかった私も悪いよね。きっと。

看護師さん、ちょっとピリピリしながらも、予防接種を受けてもいいか元主治医に確認しに行ってくれた。


涙の別れが、なんだかすっかり間抜けな別れに…真顔



いやいや、忙しいのに話す時間を作ってくれた看護師さんと元主治医に感謝。



お世話になり、本当にありがとうございました。


その後、無事インフルエンザの予防接種を受けることができ、帰宅した。