10月上旬
退院後、初の造影CT。私の腫瘍はレントゲンには映らない。だから、アレセンサを飲みはじめていま腫瘍がどんな感じかわかる大切な検査。
いつものように採血とX線検査を済ませ、CTの撮影をした。
主治医 こんにちは。体調良さそうですね。
私 そうですね、結構歩けるようになりました。
血液検査の結果を見せてもらうと、腫瘍マーカーも基準値内まで下がっていた。
主治医 無気肺も胸水もかなり良くなっています。で、…これ、見てください。
PCで輪切りになったCTの画像を見せてくれる。
右肺の真っ白になっていたモヤモヤがあった部分はだいぶ薄くなっていた。そして、なんと…
主治医 これ、腫瘍です。原発巣だと思います。ちょうど無気肺で白くなっていたところにあって、今まで見えなかったんですね。
私 えぇっ!
なんかトゲトゲした見るからに悪そうなやつ。今までそこに隠れてたんかいΣ(゚Д゚)
今まで肺門リンパ節が原発巣って言われていたけど、腺がんなのに?ってちょっと不思議に思っていた。やっぱり肺の中にいた。
場所は右肺下葉。どちらかというと縦隔寄りかつ背中側。レントゲンではやっぱり死角になるらしい。そのうえCTでもわからないなんて、どんだけ隠れんぼ得意なの、私の癌。
ずっと見つけてあげられなくてごめん。でももう大丈夫。これから一緒に良くなっていこう。普通の細胞に戻ろう。
この時点での原発巣である腫瘍の大きさはだいたい2cmとのこと。アレセンサが効いてから発見されたので、MAXどの程度の大きさだったのかはわからない。
町医者のおじいちゃん先生には見つけられなかったのも、ちょっとだけ納得できたような…
(そもそも無機肺になったのは通院中に悪化したからなんだけどね)
無気肺のモヤモヤがなくなり、それから心のモヤモヤも少しだけ晴れてきた。