2019年2月下旬
さて、車内で血が混じった痰が出た日。
夕方なので総合病院の受付は終了している。
コンビニの駐車場に入りスマホで『呼吸器内科』を検索。まだ受付している開業医が2件ヒットした。

ひとつは地元で評判良い病院。先生は名医と言われているらしい。実際、知人からも受診を勧められたことがある。でもホームページがなく詳細がわからない。
もうひとつはホームページがある病院。大きな病院に居た先生が数年前に開業したらしい。比較的新しく、CT等設備も整っている様子。
私は設備が整っているホームページがあるほうの病院へ行くことに決め、車で向かった。

でも、その病院に行くと明らかにやっていない様子だった。入口には貼り紙がある。なんでも院長の体調が悪く、しばらく休診するとのこと。

仕方なく、もう1件の病院へ向かった。

……………

その病院は、小さいけれどとても混んでいた。
問診票を書いてくれというので、待合室で記入する。問診票はパソコンで作ったものではなく、手書きを印刷したものだ。咳が止まらないこと、息切れがあること、微熱があること、痰に血が混じったことなどを書いた。

院内をよく見ると、壁の掲示物も全て手書きだった。

しばらく待って、名前を呼ばれた。

院長は、70〜80代くらいのおじいちゃん先生だった。問診票と持参した前の病院の血液検査の結果に、院長が目を通し頷いている。
レントゲンと呼吸状態と痰の検査をした。

院長 まず、癌とか結核とかではありません。あなたはまだ若いし、レントゲンも問題ない。前の病院では『喘息の疑い』と言われたみたいだけど、最近の医者はすぐ訴訟を恐れてそういう言い方をする。誤診が怖いからだ。そういう医者を信頼できますか?あなたは100%喘息です。

それから、喘息で気道が狭くなることがどれほど危険なことか説明を受けた。

院長 このまま放置していたらいずれ呼吸困難になり死んでいたかもしれません。喘息はそれくらい怖い病気です。でも、しっかり治療すれば大丈夫だから。

主な薬はレルベアとプレドニン。
ステロイド治療だ。

レルベアは前の病院でも処方して貰ったけど、そんなものでは全然ダメだと言われた。
院長曰く、消化器で山火事を消すようなもの。つまり、内容量が全然足りていなかったらしい。

そう言われて、私の『喘息』治療が始まった。