(ストーリー)
作家志望のエディ・モーラは、人生のどん底にいた。小説は一行も進まないし、恋人には別れを告げられる。そんな時、偶然に出会った元妻の弟から、脳を100%活性化させるという革命的な新薬を渡される。疑いながらも服用した30秒後、エディの人生は一変する。一晩で傑作小説を書き上げると、今度はビジネス界に進出、巨大な株取引や投資に成功し、ウォール街に旋風を巻き起こす。やがて業界の伝説的な投資家カール・ヴァン・ルーンと手を組み、ハイスピードで富と権力の頂点へと駆け上がっていくエディ。だが、命さえも脅かす副作用と、新薬を奪おうとする謎の人物が、エディに襲いかかる……。

勝手に評価点数[74]
※この点数は適当だから気をつけて!

ロバート・デ・ニーロも出てるし、なんとなくストーリーが面白そうだったので借りてきた1本です!観てて気付いたんですけど、あの「ハングオーバー」シリーズで、イケメン遊び人だったブラッドリー・クーパーが主人公でした!こんな役も出来るんだなとちょっと感心(上から目線で)。なんか「ハングオーバー」でのイメージが強過ぎたからでしょうね。簡単に感想だけ書いておきますね(o^-')b!

ストーリーは結構面白かったですよ!人間の脳を100%活性化させる新薬を巡って描かれる人間関係。薬によって手に入れる地位と名声と富。その薬の副作用からもたらされる破滅への道。主人公エディを演じたブラッドリー・クーパーの演技も良かったし、投資家カールを演じたロバート・デ・ニーロは相変わらず貫禄がありました!


これが人間の脳を100%活性化させる薬NZT。人間の脳は本来20%ほどしか使われていないそうですぞ。こんな夢のような薬があったら最高ですよね~(´∀`) 僕なら株やら競馬やらあらゆるギャンブルで荒稼ぎしますな(浅はかな考え)!でも所詮僕の脳みそが100%活性化したとしても、分数の割算が出来る様になるレベルだとは思いますが(´・ω・`)残念。


この脳が覚醒した事で、一行も書けなかった小説を一晩で書き上げるエディの図!この時の描写はカッコ良くて好きでした!アルファベットの文字が雪のように降ってくるんですよ!なんとなく「マトリックス」を思い浮かべたりしてね。

そしていわゆる天才になったエディは投資家カールと手を組み、一瞬の内に冨と権力を手に入れます。急に金持ちになるってどんな気持ちなんでしょうね?一度は味わってみたいので、限られたお小遣いで年末宝くじを買おうか真剣に悩み中です(´Д`;)どうしよう。


存在感バッチリのカール。ここはさすがデ・ニーロですな!

でも世の中良い事はそう続くもんじゃないです。薬の副作用が出てきて、頭痛や幻覚に悩まされるエディ。挙句の果てにはこの薬を常習的に服用すると待ってるのは死であると別れた奥さんに告げられます。この奥さんも実は薬を服用していたんです。まぁ、弟がこの薬を持ってたんだから納得ですが。

その他にもこの薬を狙ってるロシアマフィア達に襲われたりと大変なエディヽ(;´Д`)ノ困った。あのマフィアを殺して、薬の効果欲しさにマフィアの血を舐めるシーンはゾッとしましたけどね(((゜д゜;)))ガクブル。

結局最後はエディは上院議員になってて、大統領選を目指してました。そして最後のリンディとの昼食シーン。このラストもいろんな解釈が出来ると思うんですよね。リンディはエディに薬を止めて欲しいと言ってましたよね?でもエディは流暢に中国語をペラペラと話している。普通はまだ薬をやっているのでは?って思うじゃないですか。でもリンディは笑顔を見せるんですよね。これって薬は止めたけど、脳の覚醒は続いたままって事ですかね?その前のカールとの会話で「シナプスが完全に繋がった。」みたいな事を言って、カールの心疾患を言い当てたりしてたんですよ。それとも副作用が無くなる新薬を発明したとか?う~ん、色んな考えが出来るラストでしたね。

他にも謎が残る部分はあったんですよ。最初に薬を勧めてきた弟の背景が見えなかったり(製薬会社に勤めてるって言ってたけど、その会社が何なのか分からない)、この弟が誰に殺されたのかとか、エディが一晩を共にした女性は本当にエディが殺したのかや、ロシアマフィアに金を借りなくても、銀行で普通に借りとけば後であんな面倒な事にはならなかったのにと思ったりね(。・ε・。)

まっ、サスペンスとしてはなかなかの作品でしたよ!あとブラッドリー・クーパーのファンならば必見だと思いますぞ!


おしまい。




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