人からの好意や優しさを受け取り拒否してしまう人へ | バリキャリ女性の仕事の悩み相談*二階堂まき

バリキャリ女性の仕事の悩み相談*二階堂まき

「一生懸命働いて成果も出た。それなのに満たされない」という女性に向けて、心を満たしながら社会的に活躍できる方向性と道筋をご提案しています。

 

 

「与えること(他者貢献)が苦しい」

 


そう感じるあなたは、

自己犠牲せずにできる範囲を超えて

「人に与えよう!貢献しよう!」と

頑張った経験があるのだと思います。

 

 

きっと、ご自身の中では

そんなつもりはなかったと思いますが、

 

「この人の役に立ちたい!喜ばせたい!」

という気持ちから、

どこかで無理しすぎてしまったんですよね。

 

 

“与える”という行為を通じて

身を削った経験があるのだと思います。

 

 

 

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与えることは、苦しいこと。

 

その意識があると、実は、

受け取ることも苦手になりやすい。

 

 

人からの親切や好意、感謝、

手助けやチャンスなどを、

無意識に受け取り拒否してしまいます。

 

 

それがなぜかというと、

“与えることは苦しいこと”だと思ってるから

 

「相手が与えてくれている =

 相手に苦しいことをさせている」

 

と考えてしまうからです。

 

 

だから、せっかく人が

何かを与えてくれたとしても

 

「そんな、すみません...」って

申し訳なく拒否しがちだし、

 

「私も何かお返ししなきゃ...」って

居心地悪く感じちゃう。

 

 

相手にとっては、

あなたにそれを与えることが

喜びであったとしても、

 

あなたの中に“与える苦しみ”

”貢献の痛み”の記憶が強くあると

 

人から差し出された

愛情や褒め言葉、応援や親切を

まっすぐ受け取れないんです。

 

*本当は、笑顔で「ありがとう」と受け取るだけでいいのですよ^^

 

 

 

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ここまで書いてみて思いましたが、


「与えること」と「受け取ること」の

循環がスムーズになるだけでも


仕事や人間関係は

もっとラクになるかもしれませんね。

 

 

自分という素材を知って、

自分がすでに持っているものを活かして

ムリなく他者に与える・・・

 

そして、

 

周りから差し出された

いろいろな“良きもの”を拒否せず

ありがたく受け取っていく・・・

 

 

 

与えて、受け取って。

持ちつ持たれつ、支え合う。

 

その循環を喜びと共に回せたら、

人や社会と心地よく繋がるというのは

難しいことではないのかもしれません。