レスキューされた子猫。 | オーストラリアで永住権奮闘記

オーストラリアで永住権奮闘記

長年奮闘していた永住権を獲得

実は、昨日信じられない出来事がありました


カーニングハイウェイからクイナナハイウェイに降りる時に、黒い小さな物が車の前に飛び出してきました。


一瞬 靴かと思ったくらい。


隣車線の車がけっこうなスピードでハイウェイに降だる際に、その小さな黒い物体が、怖気づいた様にうずくまりました。



子猫だ!



生後2~3週間ほどの小さな小さな子猫でした。




高速に入る一歩手前なので、すごく危険な状態



私達は車を止めて、後ろの車にも合図をし、外と車の下を確認しました。

いない。。。


おかしい、確かにうずくまった後、直ぐ様私達の車の方に向かってきたのに。。。

すぐそばには草むらがあり、そちらに行ってしまったのか? 見当たらない。



私達の車の後方車の車も私の合図と共に止まっていました。

25歳くらいのユニフォームを着た男の子が
「子猫は君の車の下に行ったよ」



でも見当たらない



相方が聞こえていなかったのか、路肩に寄せようとゆっくり車を、動かそうとした。
いや、10センチほど動かした。


焦って相方を止める。
相方もそれ以上動かすのをやめた。


隣車線は車が、勢い良く通り抜けていく



その瞬間

ニャーニャーと鳴き声が!!

姿が見えない。

確かに車の下から聞こえる!!

車の下に仰向けにすべり込み、声が聞える場所を探す。



昼前とはいえ、車の下は暗い

それに灼熱のアスファルト

タンクトップからはみ出た肩が じゅっと焦げるかと思うくらい熱くて不愉快だ


車の下、ワケの分かんない複雑に作られた
メカニックな隙間という隙間に手を突っ込んで
子猫の感触を探した。



瞬間



光る物が。。。




タイヤの内側の天辺と、ワケの分かんないメカニックの間に、挟まれてる!!


見つけた!



手がスムーズに届く所ではない。
2本の指が届くのがやっと。。。

相方も仰向けに前方からすべり込み
タイヤを挟んで、私が子猫を片手2本指で押し
相方が反対側からキャッチするとっさの判断




ここでタイミングが間違って、相方がキャッチする前に私が子猫を押していたらきっとジャンプして、脇目も振らずハイウェイに飛びだしていたと思う。。


引かれる可能性も高かった。。。


相方とも声をかけながら、確認を取りながら
子猫をレスキューする事に成功



ちゃんと生きてる。怪我もない。
かわいい顔してた。
柔らかくて、片手にすっぽり収まってしまうくらいの小さな子猫。



後方車の男の子が、子猫をVetに連れて行ってくれるというので、ちょっと心残りはあったもののお願いをした。







一瞬、家が飼ってもいいんじゃないかなと頭を過る


車が、次々に来る。

ゆっくり考える暇もなかった



後から、相方も同じ事思ったということがわかった。
飼っても良かったと。






Vetに連れていっても飼い主探してくれるんでしたっけ?
何日か経過するとVetも面倒見てくれないんでしたっけ?



あの男の子の連絡先聞いておけば良かった。

不安が押し寄せつつも、どうかあの男の子がCHANGE MINDして飼ってくれますように。

もしくはVetにいる間に、良い飼い主さんが見つかります様に。




あのレスキューした子猫がどうか幸せに生きていかれますように。














その後、もしかして他の子猫も高速の近くのブッシュにいるのでは?と思い探索しましたが見つかりませんでした。

あの子猫ちゃんは一体どうしてあんな所に
いたんだろう。。。。